駆動部がなく、また電気的に読み書きするため高速なアクセスが可能なメディア。高速なアクセスが要求されるシーンでよく用いられる。また、メモリーカードは他のメディアに比べ非常に小型であることから、デジタルカメラや携帯電話(画像データや音楽データの保存)などに広く使われている。
多くはフォーマット的にハードディスクと同等が基本。USBメモリのように手軽に使えるものもあり、データを持ち出して利用する際にもよく使われる。書き換え可能なものについては、約10万回から100万回の書き換えができる。
また、一部の組み込み向けシステムなどにおいては、フラッシュメモリ上にOS・アプリケーションの全データを格納し、HDDの代替品として使用している例もある。 メディアをドライブに装填する方法は、ドライブやメディアの種類により異なる。
スマートメディア
コンパクトフラッシュ
メモリーカード
SRAMカード
ロムカセット
USBメモリ
メディアの装填
キャディ方式
CDドライブにおいて、ドライブからふた付きのトレイを取り外し、トレイのふたを開けてディスクをセットし、ふたを閉めてドライブに戻すタイプのもの。操作手順は他の方式に比べて煩雑になる。
トレイ方式
トレイ方式ドライブ取り出しボタンを押すとドライブから取り外しできないトレイが排出され、それにメディアにセットし、再度取り出しボタンを押してトレイを戻すタイプ。トレイローディング方式ともいい、主にCDやDVDドライブで用いられる。トレイの排出にはモーターを利用するものと、ばねの力を利用するものとがある。後者の「ばねの力を利用するもの」はモーターが不要であることから小型軽量化が容易で、ノートパソコンなどで多く用いられている。
スロットイン方式
スロットイン方式ドライブドライブの挿入口にメディアをそのまま押し込む方式のもの。自分で装填することからセルフローディングまたはフロントローディングとも。主にフロッピーやMOなど、カートリッジ入りのメディアで利用される。最後まで自分で押し込むものと、途中まで押し込むとモーターが自動的に引き込むタイプがある。後者の「途中まで押し込むとモーターが自動的に引き込むタイプ」は無理な力を加えると破損しかねないため、ディスクがむき出しのCDやDVDのドライブに多く用いられている。取り出しはばねの力で押し出すものとモーターが繰り出すものとがある。カーオーディオなどで多く用いられている。
トップローディング方式
装着部の上部を手動で開き、メディアを装着する。この方式のメリットは、トレイ方式やスロットイン方式のように複雑なメカニズムが不要で、製造コストや重量を削減できる。このためトップローディング方式は、低価格な機器で採用されることが多い。Discman(ディスクマン)方式ともいう。
シェルトップローディング方式
シェルトップローディング方式ドライブオープンシェルローディングともいう。ドライブの上面または側面がふたになっており、取り出しレバー(ボタン)を引く(押す)と貝殻のように開き、ふたとドライブの間に、奥までメディアを押し込んでふたを閉じる方式のもの。PlayStation Portableや、ポータブルCDプレーヤー、MDプレーヤーに多く採用されている。現行のノートパソコンでも採用例があり、重量削減と横方向の開口部をなくすことで強度が確保できるとしている。ドライブの小型化が容易で、メディアより少し大きめのサイズで設計できる。中にはワンタッチイジェクトといって、取り出しレバーを引くだけでふたが全開まで開くものもある。通常はレバーを引いてふたを半開させ、手で全開まで開ける必要がある。
表
話
編
歴
コンピュータの基本構成機器
入力機器
キーボード
テンキー
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ジョイスティック
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