リベラル・アーツ
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^ 現代の英和辞典によると、「アートフル artful」の意味は「巧妙な、巧みな、悪賢い、狡猾な」、「技巧的な」[27]
^ プラトンの『ゴルギアス』によると、ソクラテス数論計算幾何などを言論によってすべてを成し遂げる技術として論じていた[29]。同書でソクラテスは、「技術」と技術でないものとの区別についてこう論じている[30]。ぼくとしては、きちんとした説明もできないようなものを、技術と呼ぶつもりはないのだよ。[30]ぼくは、料理術は技術でなく熟練だが、医術は技術だと思うと言った。そして、それを次のように説明した。

すなわち、医術は、自分が世話しているものについて、その本性も、自分が施す治療根拠も、よく研究している。だから医術は、それらのいずれについても、きちんと説明することができる。これに対して、料理術のほうは快楽に関わっていて、その世話はすべて快楽に向けてなされる。そして、それが快楽に向かっていくしかたは、とても技術とはいえないようなものだ。それは、快楽について、その本性も根拠も、なにも研究しようとはしない。そこにはひとかけらの理論もなく、[さまざまな快楽を]区別することすらほとんどない。それはたんに、たいていの場合こうなるということを、熟達と熟練を通して記憶し、それによって快楽を提供しているにすぎないのだ。[31]
^ 「エンキュクリオス」は形容詞で、「輪の中で」「円形の」そこから転じて「通常の」「日常的な」「一般におこなわれている」を意味する[40]
^ クセノクラテスに関する断片などからの推測による[45]
^ プラトン自身は、立方体(3次元)に関する研究もなされるべきとするが、学術としては未開拓のまま残されているとして具体的な科目を挙げていない[要出典]。
^ 「アルテス・リベラレス」が「エンキュクリオス・パイデイア」と対応づけられるのも、このセネカの書簡に由来する[38]
^ 12世紀シャルトル学派のテオドリクス(シャルトルのティエリ(英語版))の『ヘプタテウコン』(七自由学芸の書)で報告される[49]

出典^ a b c d e f g h i 岡山 2018, p. 「リベラルアーツ」.
^ 「discipline〔ディシプリン〕」英辞郎
^ 熊野 2009, p. 51.
^ 桂 2011, p. 100.
^ 精選版 日本国語大辞典 2023.5.7閲覧
^ プリンストン大学アドミッション2023.5.7閲覧
^ 国際基督教大学 リベラルアーツの歴史を読む2023.5.7閲覧
^ a b c d Dakers 2022, p. 16.
^ 南出 & 中邑 2023, p. 1196.


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