リトアニア共和国(リトアニアきょうわこく、リトアニア語: Lietuvos Respublika)、通称リトアニア(リトアニア語: Lietuva)は、北ヨーロッパの共和制国家[5]。首都はヴィリニュス[6]。フィンランド、エストニア、ラトビアなどとともにバルト海東岸に位置する国の一つである。バルト三国の中では最も南に位置する。ソビエト連邦の崩壊に伴い独立を回復後、2004年に欧州連合(EU)そして北大西洋条約機構(NATO)に加盟、通貨は2015年よりユーロ導入、2018年に経済協力開発機構(OECD)に加盟した。 西はバルト海に面し、国境は、北はラトビア、東はベラルーシ、南はポーランド、南西はロシアの飛び地カリーニングラード州と接する。面積は、北海道本島の面積約7.8万 km2の約84%となる6.53万 km2である。 リトアニアは、国連の分類では北ヨーロッパの国である[5]。一方、企業やその他の団体のレポートなどでは東ヨーロッパ[7][8][9]もしくは中東欧[10]の国との表記も見られる。 第一次世界大戦後の1918年、リトアニア共和国としてロシア帝国より独立。1940年にソビエト連邦から、翌1941年の独ソ戦勃発でナチス・ドイツからも侵略された。その後、ソ連に再占領されてソ連の構成共和国の一つとなったが、ソ連崩壊に伴い1990年に独立を回復し、以後、親欧米路線を歩んでいる。 リトアニア語における正式名称は、Lietuvos Respublika([l???t??vo?s r??s?p?bl??k?] リエトゥヴォース・レスプブリカ) 。通称Lietuva([l???t??v?] リエトゥヴァ)、略称はLR 。 日本語の表記は「リトアニア共和国」で、通称「リトアニア」[11][12]。一部「リトワニア」「リスアニア」と書かれたこともある[13]。「リトアニヤ」[14]、「リツアニア」[15]という表記も見られる。古くは里都亜尼亜[16]、 礼勿泥亜[17][18]、 里荅烏文[16]といった漢字表記が用いられた事もあった。 ソ連時代の国名は「リトアニア・ソビエト社会主義共和国」(ソビエト・リトアニア)であった。
概要
国名
由来1009年の年代記に登場するリトアニアの国名詳細は「リトアニアの国名