リッピング
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2012年6月20日成立の著作権法を改正する法律においては(同年10月1日施行[3])、上記「技術的保護手段」の範疇に「特定の変換」すなわち暗号化技術を含めるように要件が拡大され、これによってDVDのCSSBlu-rayAACS等の暗号型技術も、著作権法上の対象となる「技術的保護手段」に追加された。これに伴い、CSS等の保護技術を回避してのDVDのリッピングは私的複製の対象外となり違法行為となった。

これによって、私的使用の目的であっても、DeCSS等によりDVDをリッピングする事が違法となるとともに、DeCSS等の譲渡等が刑事罰を伴って規制されることとなった。

2015年8月には、「DVD Shrink 日本語版」をサーバにアップロードし、そのサイトへのリンクを公開していた業者が著作権法違反の幇助で検挙されている[4]

なお、CDのSCMS回避については1999年の著作権法改正以降より議論があるが、SCMS対応機器や対応ソフトウェアの複製抑止を回避すると違法であるのはともかく、SCMS非対応の機器・ソフトウェアを用いた場合に違法とする主張は、制度側や利害関係者からは見られない。
脚注^ Q2自分で購入したCDをパソコンやデジタルオーディオプレイヤーにコピーして楽しみたいのです。これはできますか?音楽CDの利用について Q&A集 コピー編 一般社団法人 日本レコード協会
^Nicola Lucchi:"COUNTERING THE UNFAIR PLAY OF DRM TECHNOLOGIES", Texas Intellectual Property Law Journal, 2007
^ ダウンロード違法化における刑事罰適用と同日施行である
^ニュースリリース|JVA

関連項目

著作権

海賊版

コピーガード

コピーコントロールCD

DVDリッパー

典拠管理データベース: 国立図書館

ドイツ


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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