漢字圏では「立脱耳」や「立突」という漢字が当てられ、日本では「立」と略すようになった。それを使って下記のような国字が作られた。現在ではこれらの表記は計量法上は全く認められていない。
竏 - キロリットル (kL)
竡 - ヘクトリットル (hL)
竍 - デカリットル (daL)
竕 - デシリットル (dL)
竰 - センチリットル (cL)
竓 - ミリリットル (mL)
竗[注釈 6] - マイクロリットル (μL)
ちなみに、「立米」は「りゅうべい」と読み、立方メートルのことである。
中華人民共和国では、尺斤法の升が偶然にもほぼ1リットルだったため、尺斤法をメートル法で再定義する際、升を1リットルと定義し、リットルを表すにも升を使うようになった。 記号UnicodeJIS X 0213文字参照名称 Unicodeには、リットルとその分量・倍量単位を表す上記の文字が収録されている。このうち、文字様記号である ? 以外はCJK互換用文字であり、既存の文字コードに対する後方互換性のために収録されているものであって、使用は推奨されない[45][46]。 JIS X 0213における図形文字「? 」の追加は、リットルの記号として L や l の使用の制限を意図するものではない(#? から L へ)。
符号位置
ℓU+21131-3-63ℓ
ℓリットル
㎕U+3395-㎕
㎕マイクロリットル
㎖U+3396-㎖
㎖ミリリットル[注釈 7]
㎗U+3397-㎗
㎗デシリットル
㎘U+3398-㎘
㎘キロリットル
㍑U+33511-13-40㍑
㍑全角リットル
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 日本の基準書類においてliterと綴られることはない(リットル#英語表記)。
^ 最大密度となる温度は 3.98 °C である。
^ 手動式タイプライターの一部の機種では、数字「1」のキーを省略し、Lの小文字「l」のキーで代用したものがあったほどである(タイプライター#キーの省略)。
^ 第53回(令和3年度)宮崎県統計グラフコンクール審査結果