リズム・アンド・ブルース
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和製R&B

日本でも1960年代には内田正人キングトーンズ[10]和田アキ子、ザ・ボルテージ(桜井ユタカが歌唱指導)、安田明とビートフォークらが和製R&Bとして登場した。1970年以降は、大橋純子、宮本典子(mimi)、シャネルズ/ラッツ&スター鈴木雅之鈴木聖美らが和製R&Bの曲を録音した。その後、1980年代から1990年代には久保田利伸バブルガム・ブラザーズがヒット曲を発表した。小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう」は1990年代の代表的な楽曲だった。ブラザー・トムは、HUMAN SOUL 、REAL BLOODなどのR&Bグループを結成した。カンニング竹山は、左とん平の「ヘイ・ユウ・ブルース」をカバーしている。
1980年代以降

やがてリズム・アンド・ブルースはより洗練された方向に発展していき、1980年代以降はブラック・コンテンポラリー(ブラコン)と呼ばれることもあった。代表的な歌手にはフレディ・ジャクソン[注 5]、ルーサー・ヴァンドロスらがいたが、本来のR&Bの名にふさわしいのは、グレン・ジョーンズのような「ゴスペル・ルーツ」の歌手である。1990年代以降は、ソウルがブルース的位置づけで分離され、当時の若手のガイ[注 6]やジョディシィ、メアリー・J. ブライジなどがリズム・アンド・ブルース (R&B) と呼ばれるようになった。呼称は1960年代と同じであるものの、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}ヴォーカルやサウンドが洗練され、大きく変化してしまっている1950?1970年代の黒人音楽を聴いてきた層にとっては、現在の「リズム・アンド・ブルース (R&B)」と呼ばれる音楽に違和感を覚える者も多い[要出典]。
サブ・ジャンル

ブラックミュージック

ブルース

ゴスペル・ミュージック

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メンフィス・ソウル


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モータウン

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フィリー・ソウル


ファンク

ジャズ・ファンク


ブラック・コンテンポラリー

ニュージャックスウィング

ヒップホップ・ソウル

グラウンド・ビート[注 7]

クワイエット・ストーム

ネオ・ソウル



脚注[脚注の使い方]
注釈^ エルヴィス・プレスリー、チャック・ベリー、リトル・リチャード、ビル・ヘイリーと彼のコメッツらが、ロックンロールの代表的な音楽家である
^ 飛行機事故で死亡後に「ドック・オブ・ザ・ベイ」がヒット。
^ ウィリー・ミッチェルが所有したレーベル
^ 「ギミ・サム・ラヴィン」などのブルーアイド・ソウル曲が有名
^ 1985年に「ロック・ミー・トゥナイト」がポップ、ソウル両チャートでヒット。
^ テディ・ライリーによるニュー・ジャック・スウィングの代表的なグループ
^ 日本独自表現。ソウルIIソウルが有名

出典^R&B 2023年3月31日閲覧
^ ゴスペル 2023年3月31日閲覧
^ 松村明『大辞林』三省堂
^ R&B - Encyclopedia.com
^ Weber, Bruce (August 15, 2008). "Jerry Wexler, a Behind-the-Scenes Force in Black Music, Is Dead at 91". The New York Times. Retrieved July 27, 2019. "Jerry Wexler, who as a reporter for Billboard magazine in the late 1940s christened black popular music with the name 'rhythm and blues,' and who as a record producer helped lead the genre to mainstream popularity, propelling the careers of Ray Charles, Wilson Pickett, Aretha Franklin and other performers, died on Friday at his home in Sarasota, Fla. He was 91."


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