Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「『リコリス・ピザ』ではポール・トーマス・アンダーソン監督が驚くほど快適なギアにシフトし、そのフレッシュな顔ぶれの主演俳優たちからスターとなる可能性のある演技を引き出している。」であり、71件の評論のうち高評価は92%にあたる65件で、平均点は10点満点中8.6点となっている[18]。Metacriticによれば、35件の評論のうち高評価は33件、賛否混在は2件、低評価はなく、平均点は100点満点中90点となっており、「MUST-SEE(必見)」の評価を得ている[19]。
作中で登場する日本人女性のキャラクターに対して、誇張した日本人アクセントの英語で笑いをとるシーンがあり、これがアジア系差別的な描写であるとして一部のメディアから問題視された[20]。 賞発表日カテゴリ対象結果Ref.
受賞・ノミネート一覧
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞2021年12月2日作品賞受賞[21]
監督賞ポール・トーマス・アンダーソン受賞
ブレイクスルー演技賞アラナ・ハイム、クーパー・ホフマン受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞2021年12月3日脚本賞ポール・トーマス・アンダーソン受賞[22]
ボストン・オンライン映画批評家協会賞
アンサンブル演技賞受賞
ボストン映画批評家協会賞2021年12月12日主演女優賞アラナ・ハイム受賞[24]
アンサンブル演技賞受賞
ロサンゼルス映画批評家協会賞2021年12月18日脚本賞ポール・トーマス・アンダーソン次点[25]
編集賞