リアルサウンド_?風のリグレット?
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友情出演

飯田和敏(パーラム)

斎藤由多加(オープンブック9003)

移植版

No.タイトル発売日対応機種開発元発売元メディア型式売上本数備考
1リアルサウンド ?風のリグレット?
199903111999年3月11日
ドリームキャストワープワープGD-ROM2枚組T-30001M(初回限定版)
T-30002M-ぷるぷるぱっく対応

開発
脚本
本作の企画は同社の作品『
Dの食卓』(1995年)の制作後に始まり、『エネミー・ゼロ』(1996年)の制作前には、「絵のないゲーム」としての構想があったという[4]。「絵のないゲーム」であるためセリフが重要になると思った飯野賢治は、テレビドラマの脚本家に依頼する事を検討する[4]。また、当時『Dの食卓』をプレイしていた脚本家の坂元裕二はゲーム制作者へのアプローチを模索しており、飯野へのインタビューが実現する[4]。インタビュー中に飯野が本作の構想を話したところ、坂元は脚本の担当を受諾する事となった[4]
音楽
音楽の担当は当初より飯野は鈴木慶一に依頼する事を検討しており、アイデアに興味を抱いた鈴木は制作を受諾するものの、飯野側から具体的な指示がないため、また映像がなく台本のみのため音楽制作に苦労したという[4]。飯野と鈴木は出来上がった曲をどこに入れるかを二人で決めており、通常のテレビドラマではツボにはまる位置に挿入するべき曲を、あえてツボを外した形で曲の挿入箇所を決めていった[4]。また、出演者の音声のみでは1時間に満たない長さだったが、音楽を入れる事によって、トータルで3時間半の長さまで拡大した[4]
声優
野々村を演じた俳優の柏原崇は、飯野から声優の演技とは異なる日常の会話を演じてほしいと要求されたが、非常に困難であったと語っている[4]。また、台本の量が通常の映画の3倍程度多いものだったとも語っている[4]
録音
録音に関しては、エンジニアである大川正義は「非常に面白くかつ大変な作業」であったと語り、睡眠時間が2?3時間の日々が何日も続いたという[3]。レコーディングには4つの録音ブースを用意し、体育館のシーンでは広い部屋、タクシーの中のシーンでは狭い部屋など使い分けて録音していた[3]。また、作中の効果音はすべて直撮りの生収録のものを使用しており、トンネルなどの音のないシーンでも実際にトンネルで録音した音を挿入しているという[3]。効果音の録音には「アーヘナコプフ」という人間の頭の形をしたマイクロフォンを使用し、「Q Sound」という音響システムを使用して立体音響になっている[3]
音楽
主題歌
エンディングテーマ

ひとつだけ
歌:矢野顕子作詞・作曲:矢野顕子
挿入歌
「天気予報のうた?Wheatherman?」
歌:
鈴木慶一作詞:坂元裕二作曲:鈴木慶一
スタッフ

制作・著作:株式会社ワープ

監督・企画・プロデュース:
飯野賢治

脚本:坂元裕二

音楽:鈴木慶一

企画:渡辺修

プログラム:佐藤直哉

制作協力:江口勝敏

キャスティング協力:八木桂子、泉澤麗子

収録スタジオ

サウンドバレー四谷

エンジニア:市川高信、大川正義

アシスタントエンジニア:松永健司、山下景子



ナレーション収録:ファーストサウンズ

音楽制作

プロデュース:鈴木慶一

作曲:鈴木慶一、飯野賢治

編曲:鈴木慶一、デヴィッド・ベッドフォード、デイヴ・グレゴリー (XTC)、飯野賢治

歌唱:鈴木慶一、菊池由美、森本精人

コーラス:インターナショナル・フーリガンズ

コーディネーション協力:野田美佐子、掛川陽介、OR.UK


収録スタジオ

フリースタジオ渋谷

エンジニア:寺田仁

マニピュレーター:土岐幸男

アシスタントエンジニア:狩野佑次


アビーロードスタジオロンドン

エンジニア:グレン・トミー

アシスタントエンジニア:アンドリュー・ホットミッツ



ミックスダウンスタジオ

スタジオジャイヴ

エンジニア:寺田仁

アシスタントエンジニア:柳沢真史



ミュージシャンズ:鈴木慶一、デイヴ・グレゴリー、デヴィッド・ベッドフォード・オーケストラ、コヴェント・ガーデン・クォーテット、Minako Kubota、矢口博康、駒沢裕城、松田幸一、武川雅寛、星川薫、佐藤まこと、佐藤純郎、石井完治


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