ラーメンズ
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またメディアでの露出があると舞台上で役が見えにくくなることから、自分を前面に出すことを避ける意図もあった[10]。片桐からすると小林は演技もできる器用な人間なのでもっとテレビに出てもいいと感じていたが、小林は「台本があるものじゃないと勝負できない」、「ラーメンズの脚本が面白いだけで自分単体は面白くない」とインタビューでは答えている[10][142][143]
オンエアバトル

NHK新人演芸大賞の決勝に残ったことでディレクターの目に止まり、新しく始まる爆笑オンエアバトルのネタ見せに誘われたことから番組初回から出演している[27][144]。その初回放送で、後に高得点の基準となる500kbを達成したのがラーメンズだった[144]。ネタの面白さが評価される番組において、特に注目が集まっていたのがラーメンズであり、暗転のタイミングを細かくリハーサルしていたことが製作陣の印象に残っている[142][145][注釈 4]

第1回チャンピオン大会では順位にこだわることなく、片桐が動かない「教材用片桐」のネタを披露し、予選で4位になり決勝の3枠に残ることができなかった[148][149]。第2回チャンピオン大会では決勝に進出するも9位に終わったが、立川談志により審査員特別賞が与えられた[145]

オンエアバトルで代表作である「日本語学校」を披露したところ、視聴者からの苦情が相次いだことがあった[142]。外国人を演じる二人が日本語の教科書を読んでいる様が、麻薬密売を題材にしていると勘違いされてしまったことが原因である[142]。番組は差別的な発言もしていないし放送コードにも引っ掛からないと苦情を突っぱねたことがネットで話題になった[142]
笑いの巣

たりないふたりの仕掛け人である安島隆との出会いにより、1999年に日本テレビのネット番組である「笑いの巣」に参加している[150][151][34]。タッグを組めるような面白い若手芸人を探していた安島は、ラーメンズが出演していたシアターDのライブを偶然訪れた[150][152]。独特の存在感と劇場の空気を一瞬で変える力に虜になった安島は、ライブ終了後すぐに楽屋を訪ね挨拶を交わしている[152][153]

出演決定後の初打ち合わせの席で、小林は当時のネット回線の弱さを考慮した静止画に癖のある歌を付けた歌ネタを提案している[154][155]。策略が上手くハマったことにより、ラーメンズの歌ネタ作品は番組終了まで視聴者投票で1位を獲得し続けた[155]。その後、装いを新たにした地上波のコント番組であるウラ日テレにも引き続き出演した[156]
単独公演

第1回公演「箱式」(1998年6月27日 - 28日、シアターD)

第2回公演「箱式第二集」(1998年11月28日 - 29日、シアターD)

第3回公演「箱よさらば。」 (1999年5月28日 - 30日、シアターD)

第4回公演「完全立方体?Perfect Cube?」 (1999年9月3日 - 5日、シアターD)
 • 第5回公演「home」(2000年1月28日 - 1月30日、シアターサンモール).mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}



作・演出 - 小林賢太郎
舞台監督 - YANO Jr.

音響 - 寺澤信

照明 - 濱田祐子・松元智美

アシスタント - 豊田竜太

美術 - NIELSEN

衣装 - 田名網恭子

デザイン - グッドデザインカンパニー・箱印図案工房

製作 - 須山裕之

 • 第6回公演「FLAT (2000年5月2日 - 5月14日)

東京公演 (2000年5月3日 - 5月5日、シアターサンモール)  

横浜公演 (2000年5月14日、はまぎんホール ヴィアマーレ)




作・演出 - 小林賢太郎
舞台監督 - 小林勇

音響 - 寺澤信

照明 - 濱田祐子・松元智美

アシスタント - 豊田竜太

美術 - NIELSEN

衣装 - 田名網恭子

音楽 - 坪根孝とRTNT楽団

デザイン - グッドデザインカンパニー・箱印図案工房

製作 - 須山裕之

 • 第7回公演「news」(2000年8月2日 - 9月2日)

札幌公演 (2000年8月2日 - 8月3日、
ルネッサンス・マリアテアトロ)  

福岡公演 (2000年8月12日 - 8月13日、スカラエスパシオ)

埼玉公演 (2000年8月17日 - 8月18日、彩の国さいたま芸術劇場小ホール)  

大阪公演 (2000年8月21日 - 8月22日、近鉄小劇場)

東京公演 (2000年8月31日 - 9月2日、シアタートラム)




作・演出 - 小林賢太郎
舞台監督 - 野口毅・小林丈人

音響 - 寺澤信

照明 - 濱田祐子・松元智美

アシスタント - 豊田竜太

美術 - NIELSEN

衣装 - 田名網恭子

音楽 - 坪根孝とRTNT楽団

デザイン - グッドデザインカンパニー・箱印図案工房


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