ラ・ムー_(バンド)
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1989年9月、菊池はデビュー当初から自身に関わってきた岩崎加允美の事務所「パーフィットプロダクション」に移籍、女優業に専念することになり、ラ・ムーは事実上解散した[13][14]。移籍後の菊池はCMでも成功し、一度路線変更に失敗したタレントとしては異例の復活を遂げた[15]

解散から約20年を経た2010年代のシティ・ポップ・ブームの中で、ラ・ムーの楽曲群は再評価を受けている[16][17]

筋肉少女帯の楽曲(正確にはボイスコント)の『パンクでポン』の中で、「ラ・ムー時代の菊池が『真のロッカー』である」、と褒め称える台詞がある。
メンバー

菊池桃子 - ボーカル

松浦義和(まつうら よしかず) - キーボード

中西望(なかにし のぞみ) - ドラム

勝守理(かつもり おさむ) - ギター

吉岡誠司 - ベース[18]

ロザリン・キール(Rosaiyu Renee Keel / Rosalyn Keelとの表記も) - コーラス

ダレル・ホールデン(Darelle Foster Holden) - コーラス

ディスコグラフィ

2010年からはiTunesレコチョクでも配信されている[19]
シングル

#タイトルリリース日備考最高位
01愛は心の仕事です

#タイトル作詞作曲編曲
1愛は心の仕事です
売野雅勇和泉常寛新川博
2水のシルクロード田口俊和泉常寛松浦義和
1988年2月24日ダイドー・JUICE100 イメージソング9位
02少年は天使を殺す

#タイトル作詞作曲編曲
1少年は天使を殺す売野雅勇和泉常寛新川博
2片思い同盟田口俊新川博新川博
1988年6月8日4位
03TOKYO野蛮人

#タイトル作詞作曲編曲
1TOKYO野蛮人康珍化和泉常寛新川博
2Silent Summer Sea風見律子かまやつひろし船山基紀
1988年7月27日8位
04青山Killer物語

#タイトル作詞作曲編曲
1青山Killer物語売野雅勇和泉常寛新川博
2オリエンタル・プレイボーイ田口俊松浦義和松浦義和
1989年2月8日ダイドー・JUICE100 イメージソング19位

アルバム

#タイトルリリース日備考最高位
01THANKS GIVING

#タイトル作詞作曲編曲
1Rainy Night Lady
田口俊和泉常寛新川博
2Carnaval田口俊松浦義和松浦義和
3夏と秋のGood-Luck麻生圭子新川博新川博
4Two Years After売野雅勇和泉常寛新川博
5少年は天使を殺す売野雅勇和泉常寛新川博
6One And Only麻生圭子杉山清貴新川博
7TOKYO野蛮人康珍化和泉常寛新川博
8片思い同盟田口俊新川博新川博
9Late Night Heartache売野雅勇和泉常寛新川博
10Love Talk菊池桃子藤田浩一和泉常寛新川博
1988年9月14日5位

カバー

「TOKYO野蛮人」インターナショナル・プレイボーイズ feat.
中尊寺まい(2020年12月9日、PARKTONE RECORDS)

「愛は心の仕事です」降幡愛(2022年9月28日、Purple One Star

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 菊池はデビュー時に声を強く出す歌唱法も試していたが、周囲から「商売向きじゃない」「個性がない」と言われた経緯があった。そのため、「声量が足りない」という評価は菊池の耳にも入っていたが、「この弱い声が、信頼するスタッフが勧めてくれたほうだ」と信じ、歌唱法を変えなかった[9]
^ 久保田利伸などがブラックミュージック色を全面に打ち出してブレイクしたのはちょうどこの頃である

出典^ 林哲司 「きらめくだけのアイドルではなく――菊池桃子「卒業」」『歌謡曲』音楽の友社、2004年、175-181ページ。
^ 『SINGLE CHART-BOOK COMPLETE EDITION 1968?2010』オリコン・リサーチ、2012年、216ページ。
^ 小林優子「バックステージ・インタビュー 菊池桃子 誤解されたな、と思いました。でも20代ってきっといろんなことできる。」『週刊明星』第32巻第12号、1989年3月23日、193-195ページ。
^ 「ワイド特集 30人の「春一番」 ㉑十九歳で早や脱アイドル宣言 菊池桃子のやむをえぬ事情」『週刊文春』第30巻第9号、1988年3月3日。
^ 「サヨナラ「菊池桃子」 よろしく「ラ・ムー」ボーカル」『日刊スポーツ』昭和63年(1988年)2月18日付14面。
^ 「バンド結成! ロックしちゃう 桃子アイドル脱皮=v『スポーツニッポン』昭和63年(1988年)2月18日付19面。
^ 「菊池桃子が新たな挑戦 自分のロックバンドでリードボーカル」『読売新聞』1988年3月15日付夕刊17面。
^ 佐野華英「世界一下世話なラブレターVol.14 拝啓 菊池桃子様 愚直すぎていろいろ心配 逆にもう、アレを再結成したら?」『週刊金曜日』第20巻第5号、2012年2月10日、51頁。 
^ 羽田健治 (2021年11月24日). “菊池桃子の再ブーム「ウィスパー声の歌い方を選んで、正解だった」”. 日経ビジネス. 2023年5月26日閲覧。
^ 藤井徹貫「COVER SPECIAL RA MU みんなで同じ喜びを分け合うのが嬉しい」『Oricon』第10巻第31号、1988年8月1日、3-5ページ。
^ 『16ビートでメタモルフォーシス!菊池桃子 RAMU ラムー 登場』「BOMB」 学習研究社 1988年5月号p79
^ 【1988年3月】愛は心の仕事です/ラ・ムー 菊池桃子 突然のロックバンド転身 芸能 365日 あの頃ヒット曲ランキング 3月
^ 『AERA』1992年5月5日、91ページ
^ なお、これ以降も1991年にソロアルバム『Mirour-鏡の向こう側に』を発表するなど、散発的な歌手活動は行っている。
^ 須藤「〈CMキャラクター研究〉CMで再生した菊池桃子の魅力をさぐる」『宣伝会議』第39巻第12号、宣伝会議、1992年12月、64-70ページ。
^ “「最新版! 海外で注目を集める日本のシティポップ特集」(高橋芳朗の洋楽コラム)”. TBSラジオ (2020年5月30日). 2021年2月17日閲覧。
^ “『SUMMER BREEZE -CITY POP- ULTIMATE JAPANESE GROOVE』タワーレコード限定で7月3日発売|日本のシティ・ポップ、メロウ・グルーヴの名曲をタワーレコードのバイヤーが厳選収録”. TOWER RECORDS (2020年6月18日). 2021年2月17日閲覧。
^ ここまで「19歳はアイドルの曲がり角? 本田美奈子、石川秀美に続きロックへ転向した菊池桃子、新バンドラ・ムー≠お披露目」『週刊読売』第47巻第16号、1998年4月17日、6-7ページ による。
^ RA MU : 伝説のバンド、ラ・ムーのシングル4タイトルが初配信

典拠管理データベース
全般

ISNI

芸術家

MusicBrainz










菊池桃子
シングル

1. 青春のいじわる - 2. SUMMER EYES - 3. 雪にかいたLOVE LETTER - 4. 卒業-GRADUATION- - 5. BOYのテーマ - 6. もう逢えないかもしれない - 7. Broken Sunset - 8. 夏色片想い - 9. Say Yes! - 10. アイドルを探せ - 11. Nile in Blue - 12. ガラスの草原
その他

渋谷で5時 - 恋のフライトタイム?12pm?

アルバム

青春ラブレター ?30th Celebration Best?
主演映画

テラ戦士ΨBOY - アイドルを探せ - パ★テ★オ
出演テレビドラマ

卒業-GRADUATION- (テレビドラマ) - 恋はハイホー! - 田原坂 - 君の瞳に恋してる! - 世にも奇妙な物語くせ」 - HOTEL - ナースステーション - ヴァンサンカン・結婚 - 次男次女ひとりっ子物語 - 信長 KING OF ZIPANGU - あの日に帰りたい - イエローカード - 適齢期 - 男嫌い - 明るい家族計画 - 山田太郎ものがたり - ノンママ白書 - エール - 真夜中にハロー! - 婚活食堂
出演番組

テレビ

24時間テレビ 愛は地球を救う10 - 大石恵三 - おしゃれカンケイ - 郁恵・井森のお料理BAN!BAN! - はなまるマーケット - 人生の楽園(ナレーション) - 情報プレゼンター とくダネ! - 雑学家族 - アゲるテレビ - 今夜はナゾトレ
ラジオ

桃子・ファーストフライト - アクションクラブ・桃子ハート通信 - 桃子ぽいね - SONY Night Square 菊池桃子 桃子とすこし夜ふかし - 青春ファンタジア 菊池桃子 あなたと星の上で - 菊池桃子の青春トライアングル - 桃子とおしゃれNIGHT - WAKU WAKU 桃コール - ライオンミュージックサタデー

関連項目

バップ - ソニー・ミュージックレーベルズエピックレコードジャパン) - パーフィットプロダクション - ラ・ムー
関連人物

西川哲 - 新原浩朗 - 五月みどり - 西川幸男 - 緒形直人 - 芦田伸介 - 仲村トオル - 中山美穂 - 鷲尾いさ子 - 林隆三 - 広岡瞬 - 郷ひろみ - 古舘伊知郎 - 高嶋政伸 - 松方弘樹 - 小林稔侍 - 榊原郁恵 - 井森美幸 - 大地康雄 - 細川直美 - 薬丸裕英 - 岡江久美子 - 西田敏行 - 伊藤蘭 - 小倉智昭 - 西尾由佳理 - 笠井信輔 - 中村光宏 - 軽部真一
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