ランボー/最後の戦場
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エン・ジョー(傭兵・髭(ブーニーハット))ティム・カン[6]飯島肇天田益男
パ・ティー・ティント(ミャンマー陸軍大佐)マウン・マウン・キン原語音声後藤哲夫
マイケル・バーネット(医師・NGOリーダー)ポール・シュルツ[6]古澤徹内田夕夜
ビエン(カレン反乱軍)スパコン・ギッスワーン勝沼紀義
アーサー・マーシュケン・ハワード[6]楠見尚己
サミュエル・トラウトマン大佐リチャード・クレンナ佐々木敏勝部演之
役不明又はその他魚建
丸山壮史
深津智義
小林美奈
加納千秋
石川綾乃藤原美央子
棟方真梨子
美名
丸山雪野
金子修
藤井啓輔
竹内絢子
たなか久美
ふくまつ進紗
板取政明
高岡瓶々
佐々木啓夫
赤城進
佐久田修
日本語版制作スタッフ
演出高橋剛
翻訳平田勝茂
調整長井利親
効果桜井俊哉
担当柴川謙一
制作ACクリエイトテレビ東京
ブロードメディア
プロデューサー夏目健太郎
渡邉一仁
初回放送2013年3月20日
『ホリデーシネマスペシャル』
14:00-16:00


ソフト版:劇場公開版を吹き替えたもの。通常盤DVD・通常盤BDに収録。後発されたエクステンデッド・カット版には未収録。

テレビ東京版:エクステンデッド・カット版(特別編)を吹き替えたもの。こちらもDVD・BDには未収録。劇中の残酷描写の大半はカットされ、正味88分。

スタッフ

監督:
シルヴェスター・スタローン

脚本:シルヴェスター・スタローン、アート・モンテラステリ

キャラクター原案:ディヴィッド・マレル

製作:シルヴェスター・スタローン、アヴィ・ラーナー、他

製作プロダクション:ヌー・イメージ

製作総指揮:ピーター・ブロック、ボアズ・デヴィッドソン、他

音楽:ブライアン・タイラー

撮影監督:グレン・マクファーソン

編集:シーン・アルバートソン

美術:フランコ・ジャコモ・カルボーネ

衣装:リズ・ウルフ

音響効果:スコット・サンダース

特殊造形監修:ジョン・スクーンラード

特殊造形:ワシット・スチッタ

特殊効果監修:アレクサンダー・ガン

特殊効果:ジョン・スクーンラード、アンディ・アダム、ゲイリー・コーエン、他

視覚効果監修:ウェス・C・ケーファー、ニコライ・ガシェフ、他

視覚効果:ヤーヴォル・アセノフ、ジョージ・スタイコフ、ニコライ・ピーヴ、他

作品解説
タイトル

アメリカ本国での原題は Rambo だが、多くの国では主人公ランボーのフルネームである John Rambo のタイトルで公開された。これは、第1作『ランボー』のアメリカ原題が原作に沿った First Blood だったのに対し、アメリカ以外の国では Rambo のタイトルで公開されたことによる。
配役・ロケ地

シリーズ全作品に登場したサミュエル・トラウトマン大佐役のリチャード・クレンナ2003年すい臓癌で死去したため、この作品では過去の作品の登場場面を編集した回想シーンが使われている。

本作にミャンマー人役として出演した役者たちの一部には、弾圧されているカレン族や、出演したという理由のみで親族が逮捕された役者もいる。またパ・ティー・ティント少佐を演じたマウン・マウン・キンは、元・ミャンマー海軍(英語版)の中将である。

このほか、撮影地もミャンマーとの国境からそれほど離れていないタイ北部であり、ミャンマーから脱出したカレン族も多く住む。しかしミャンマー政府は、この映画にミャンマー人が出演した場合、たとえ10年間タイで暮らしている者であっても、ミャンマーに残された家族を投獄すると脅迫したという。それにも屈せず出演したミャンマー人キャストに、スタローンは多大な感謝の意を示している。
舞台

本作品の舞台としてミャンマーが選ばれたのは、「現実に、残忍な暴力や虐殺が起こっている地域を舞台にしたい」というスタローン本人の強い希望による。日本や米国ではイラクの方が報道は多い[7]が、世界の中で実際に人権が踏みにじられながら、それが注目されていないか忘れ去られていることへの警告として、スタローンの持つ本質的なメッセージ性が顕れていると言える。

また、作中ではランボーをはじめとしたキャストのほとんどはミャンマーのことを「Burma(バーマ)」と呼んでいる。この呼び方は軍事政権以前の国名ビルマのことであり、日本でも多くのメディアが「ミャンマー(旧ビルマ)」との表記を行っているように、2012年現在のミャンマー軍事政権に反感を抱いている者は「バーマ」と呼ぶ傾向がある。

また、作中カレン族にはキリスト教徒が多いとされているが、他のビルマ族シャン族などと比べて多いというだけで、平地に住むカレン族の85%は仏教徒である(残りはキリスト教徒)。ただし山岳居住のカレン族にはキリスト教徒が多く、中には無宗教もいる。ちなみに、スタローン自身も敬虔なキリスト教徒である。
事故

作中の爆破シーンの撮影中のことであるが、スタローンは困難な撮影の中、怪我もなく無事に終わったと一息ついて立とうと思ったが、ちょうどそのときスタローンの眼の前に竹があり、そこに頭を打って、気絶してしまったという。スタローンはインタビューで 「アフガニスタンやロシア、ミャンマーの兵士にも殺されなかったランボーは、竹に頭をぶつけて死んだんだ」 とジョーク交じりにコメントしていた[8]
音楽

シリーズ全作品の音楽を担当したジェリー・ゴールドスミス2004年に同じく癌で死去したため、本作品以降のシリーズ作品はブライアン・タイラーが担当した。
各国のレイティング

本作品は、「暴力や流血映像、性的暴行、卑猥な表現」があるとされ、アメリカではMPAAからR指定(17歳未満、幾つかの州では18歳未満の場合は、保護者の付き添いが必須)を受けた。なお、日本ではよく誤解されているが、ランボーシリーズは全てがR指定を受けている。

スタローンはインタビューの中で、「ランボーシリーズ中で最も残忍な映像になったのは、‘現実’を描いたから」だと述べており、「極力(ランボーの)ヒーロー性を排除し、現実の悲惨さを訴えたかったから」だと述べている[9]

アメリカ:R(17歳未満保護者同伴必須)

日本:R-15

イギリス:18

ドイツ:18(一部シーンをカット)

台湾:限制級(18歳未満禁止)

韓国:18

カナダ(州によって指定が異なる。ケベック州のみ16歳以上推奨)

18A(18歳未満保護者同伴必須、ただし14歳未満は鑑賞禁止)

14A(14歳未満保護者同伴必須)

16+(16歳以上推奨)


フランス:-12(12歳以上推奨、ただし12歳未満は劇場での鑑賞禁止)

デンマーク:15

フィンランド:K-18

オーストラリア:R(18歳未満禁止)

ニュージーランド:R18

スウェーデン18

シンガポール:M18(一部シーンをカット)

アイルランド:18

ブラジル:18

フィリピン:R-13

ポルトガル:M/16(16歳未満保護者同伴必須)

ノルウェー:18

イタリア:T(全年齢対象)

マレーシア:18SG(18歳未満禁止)

インド:UA(12歳未満保護者同伴推奨)

アルゼンチン:16(16歳以上推奨)

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