ラブ・アゲイン_(映画)
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ロビーは中学校の卒業式の代表挨拶で、どのように真実の愛と魂の伴侶を失ったかについて悲観的なスピーチをする。見かねたキャルはスピーチに割り込み、自分のエミリーとの出会いについて話し、上手くいくかわからないがエミリーのことを諦めないと宣言する。それに勇気づけられたロビーも、ジェシカへの愛を再び宣言し、観客も(ケイトを除いて)拍手で讃えた。式の後、キャルはジェイコブとハンナの交際をようやく認める。ジェシカもロビーの愛に応えて、「高校時代を生き抜けるように」例の写真を贈って彼を驚かせる。キャルとエミリーは、お互いが乗り越えてきた一年について談笑するのだった。
キャスト

※括弧内は日本語吹替

キャル・ウィーバー -
スティーヴ・カレル島田敏

ジェイコブ・パーマー - ライアン・ゴズリング綱島郷太郎

エミリー・ウィーバー - ジュリアン・ムーア安藤麻吹

ハンナ・ウィーバー - エマ・ストーン根本圭子

ジェシカ・ライリー - アナリー・ティプトン小林沙苗

ロビー・ウィーバー - ジョナ・ボボ本田貴子

モリー・ウィーバー - ジョーイ・キング疋田涼子

ケイト・タファティ - マリサ・トメイよのひかり

クレア・ライリー - ベス・リトルフォード

バーニー・ライリー - ジョン・キャロル・リンチ森源次郎

デイヴィッド・リンハーゲン - ケヴィン・ベーコン高宮俊介

リズ - ライザ・ラピラ

マディソン - ジュリアンナ・ギル

リチャード - ジョシュ・グローバン

製作

2009年12月、『カーズ』などで知られるダン・フォーゲルマンスティーヴ・カレルの主演を想定して書いたタイトル未定の脚本をワーナー・ブラザースが購入[2]。2010年1月に『フィリップ、きみを愛してる!』で知られるグレン・フィカーラとジョン・レクアが監督に決まった[3]。2010年3月初旬、ライアン・ゴズリングの出演が決まり[4]、同月中旬にはエマ・ストーンの出演と映画のタイトルが明らかになった[5]
評価
評論家による評価2011年9月に行われた映画のシドニー・プレミアでのカレル

映画のレビューを集積するウェブサイトRotten Tomatoesによると、193件あった投稿の内、78%が好意的な評価を与え、平均評価は10ある内の6.9であった[6]。CinemaScoreはこの映画の等級は「A+」から「F」の範囲で「B+」であると発表した[7]

ロジャー・イーバートは『ラブ・アゲイン』に4つ星中、3つ星を与え、「この映画は心優しい人々による甘いロマンティック・コメディである」と評した[8]。『ニューヨーク・タイムズ』のA・O・スコットは作品に対して好意的で、5つ星中、4つ星を与え、「『ラブ・アゲイン』は巧妙なバランスが取れた、明るく賢い映画である」と評した[9]。『ロサンゼルス・タイムズ』のベッツィー・シャーキーは5つ分の内4を与え、「この映画は初恋、永遠の愛、失恋と全ての恋の甘くて苦い魔法を思い出させてくれる」と評した[10]。『New in Cinema』のダニエル・サラスは3つ星と少ない星数だったが、「本当のロマンティックとコメディ要素が含まれたロマンティック・コメディ映画である」と称えている[11]

評論の中には、否定的なものもあり、AP通信のクリスティー・レマイアーは「この映画は真実の愛に落ちるまで、十分クレイジーでも愚かでもない」と評し、4分の2のスコアを与えた[12]。『MSN Movies』のジェイムズ・ロッチは特に批判的で、5ある内の1しか与えず、「スターが勢揃いしたファンタジーと嘘のしこり」と評した[13]

この映画は『TV Guide』の「ベスト・ムービー2011」の1つに選ばれた[14]
興行収入

『ラブ・アゲイン』は北米で公開第一週目で5位を記録し、19,104,303ドル収入した[15]。アメリカ合衆国とカナダで84,200万ドル、世界中で58,500万ドル収入し、全体で14,000万ドル回収した[1]
受賞

年度アワード名部門候補者結果
2011
デトロイト映画批評家協会[16]最優秀助演賞ライアン・ゴズリングノミネート
最優秀アンサンブル賞ノミネート
2012Critics' Choice Movie Awards[17]最優秀コメディ賞ノミネート
ピープルズ・チョイス・アワード[18]コメディ映画賞ノミネート
女優賞エマ・ストーン (『ヘルプ ?心がつなぐストーリー?』でも受賞)受賞
コメディ映画女優賞エマ・ストーン受賞
コメディ映画男優賞スティーブ・カレルノミネート
ゴールデングローブ賞主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ライアン・ゴズリングノミネート
MTVムービー・アワード2012[19]女性演技賞エマ・ストーンノミネート
キス賞エマ・ストーンライアン・ゴズリングノミネート

参考文献^ a b c “Crazy, Stupid, Love.”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2011年11月19日閲覧。
^ Fleming, Michael (2009年12月17日). ⇒“WB buys script for Carell”. Variety (Reed Business Information). ⇒http://www.variety.com/article/VR1118012956 2011年9月7日閲覧。 
^ McNary, Dave (2010年1月26日). ⇒“Requa, Ficarra to helm Carell comedy”. Variety (Reed Business Information). ⇒http://www.variety.com/article/VR1118014292 2011年9月7日閲覧。


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