ラブ、デス&ロボット
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これについてはTwitter上で再生順が視聴者の性的志向を反映したものになっているという指摘があったものの、Netflixは単に「4種類の再生パターンを提示している」だけであり、視聴者の「性別、民族性、性的志向とは関係ない」ものであると答えている[13]

製作陣については、映画監督のジェニファー・ユー・ネルソン(英語版)がシーズン2より総監督として携わっている[5]
製作の経緯

元々は1981年に公開されたカナダのアニメ映画『ヘビーメタル(英語版)』のリブート作品として2008年に企画が立ち上がり[9][14]、当初はパラマウント映画が長編作品として公開する予定だった。しかし当時のパラマウントの幹部が作品の過激な内容に対し難色を示したことから、あえなく製作は中止となった[15]。その後ザック・スナイダーギレルモ・デル・トロゴア・ヴァービンスキージェームズ・キャメロンを監督に迎え再開されることが報じられたものの、実現には至らなかった[16][17]

2011年、ロバート・ロドリゲスが『ヘビーメタル』の映像化の権利を獲得[18]。ロドリゲスは映画ではなくテレビシリーズとして製作する意向を発表していたが[19]、最終的に企画はNetflixへと渡ることになった。本作の正式なタイトルは Love, Death & Robots となり、2019年2月に最初の予告編動画が公開された[3]。ミラーは本シリーズの企画段階で、6時間半の作品を計3編収録するというアイデアをNetflix側から止められたことを明かしている[14]

なお、ミラーはシーズン2の公開が決定した2021年4月、IGNの取材に対し、すでにシーズン4を製作するだけのストーリーとアイデアがあると述べ、Netflixが本シリーズを更新する限り製作を続ける方針であることを明かしている[20]
収録短編

シーズン話数配信開始日
1182019年3月15日
282021年5月14日
392022年5月20日

シーズン1

通算
話数シーズン
話数タイトル監督脚本原作アニメーション制作 
[21][22]公開日長さ
11"ソニーの切り札"
"Sonnie's Edge"Dave WilsonPhilip Gelatt
ピーター・F・ハミルトン ブラー・スタジオ2019年3月15日17分
ロンドンの地下では、人工的に生み出された生物を遠隔操作で操って戦わせる格闘試合が密かに行われていた。ソニーは主催者のディッコから金と引き換えにわざと試合に負けるよう持ち掛けられるが、彼女はそれを断った。試合に臨んだ彼女は"カーニヴォー"と名付けられた生物を操り、相手チームの操る生物との激闘の末、勝利する。試合後、ディッコの愛人ジェニファーに誘惑されたソニーは、二人きりになったところを彼女に攻撃され、深い傷を負ってしまう。それはソニーが要求を呑まなかったことに不満を持つディッコが仕掛けた罠だった。しかし彼女は二人にある事実を突きつける。彼女の体は埋め込まれたプロセッサによって操られているだけに過ぎず、彼女の意識自体は、実はカーニヴォーの中にあったのだった。ソニーがジェニファーを殺し、ディッコを掴み上げたところでシーンは暗転する。
22"ロボット・トリオ"
"Three Robots"Victor Maldonado
Alfredo TorresPhilip Gelatt
ジョン・スコルジー Blow Studio2019年3月15日12分
人類が滅び去った後の世界。XBOT4000、K-VRC、11-45-Gの三体のロボットは崩壊した都市をさまよいながら、人類がどのような生活を送っていたのか理解しようとしていた。ある時、一匹の猫に遭遇した彼らは、猫の後を追って核ミサイルの発射基地と思しき場所にたどり着く。11-45-Gは人類が自ら引き起こした自然災害によって滅びたのだと解釈し、K-VRCはかつて人類が猫に遺伝子操作を施していたことを語った。そんな彼らに猫が突然話しかけ、遺伝子操作された猫たちが人類を絶滅させたことをほのめかす。基地にいた他の猫たちに取り囲まれた彼らに対し、その猫は撫でてもらうよう要求したのだった。
33"目撃者"
"The Witness"Alberto MielgoAlberto MielgoN/A
PINKMAN.TV2019年3月15日12分
香港のホテルに泊まっていた女は、偶然にも向かいのアパートで殺人を目撃してしまう。一方、犯人の男は彼女に見られたことに気づくが、同時に自分が殺した相手の顔がどういうわけか彼女とそっくりであることに気づき、彼女を追いかける。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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