原作者の村上は「作り物ということを意識しながら、ドキュメンタリーの手法で上手く撮っています。テレビのワイドショーが援助交際する女子高生と男を撮る様なカメラワークではなく、演技力も手伝って、ドキュメンタリーを見ている様だった。本当はもちろん作り物だけど、よく言われる『自然な演技』は僕は『そんなものはない』と思う。演技は全て人工的な物だから。その際、やっぱり技術の高い人達が上手い演技をするから、逆に『作り物だ』という意識で撮ってても、ドキュメンタリーに見えたと思う」「レンタルビデオでのやり取りはパーフェクトだった」と絶賛している[2]。
松蔭浩之は「あんなに憂鬱な映画って中々ない」と驚愕した[1]。
脚注^ a b c d e f g 美術出版社刊「美術手帖」2001年4月号「[対談] 庵野秀明×松蔭浩之 視線の構造学と色彩の論理額」pp.19-20より。
^ a b c d 幻冬舎刊「シナリオ ラブ&ポップ」薩川昭夫・庵野秀明著pp.198-204より。
^ a b c d キネマ旬報社刊「キネマ旬報」1998年1月下旬号「他の女子高生映画には負けません! 庵野秀明監督初の実写映画『ラブ&ポップ』で、三輪明日美スクリーンデビュー」p.22より。
^ 日経BP刊「日経エンタテインメント!」1997年12月号「エヴァの庵野監督による実写映画 『ラブ&ポップ』に、なぜ注目すべきなのか?」p.104より。
^ 後に「END OF EVANGELION: BEHIND THE SCENES OF LIVE-ACTION SEQUENCE」として、「新世紀エヴァンゲリオン NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX」に収録された。
^ 美術出版社刊「美術手帖」2004年6月号「digi+KISHIN×庵野秀明 欲望の写し取り、緊張感の制御への挑戦」p.32より。
^ 講談社刊「GAINAX INTERVIEWS」ガイナックス著p.73より。
外部リンク
「ラブ&ポップ」ホームページ(東映) - ウェイバックマシン(1998年2月21日アーカイブ分)
ラブ&ポップ(GAINAX NET)
表
話
編
歴
庵野秀明監督作品
テレビアニメ
ふしぎの海のナディア(1990年)
新世紀エヴァンゲリオン(1995年)
彼氏彼女の事情(1998年)
アニメ映画
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生(1997年)
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年)
新劇場版
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年)