ラスベガス
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2005年10月には大相撲の公演が行われたこともある[9][10]1999年からはボディビルの世界大会ミスター・オリンピアが毎年ここで行われ、単にボディビルだけでなく多くの格闘(総合格闘技など)・フィットネスなどの広いジャンルの客層を呼び込んでいる。下記コンベンションも参照。
結婚式ラスベガスの結婚式場の1つ。24時間営業のドライブスルー挙式窓口がある詳細は「w:Las Vegas weddings」を参照

ラスベガスには結婚式場あるいは結婚式のみを行うための教会が数多く存在し(中にはドライブスルー式や24時間営業のところもある)、この街はウェディング・キャピタル・オブ・ザ・ワールドを標榜している。要因として、ネバダ州婚姻離婚の手続きが容易なことが挙げられ、アメリカの他の州の多くで求められる血液検査・婚姻許可前の再考期間も無い。ただし本人であることと年齢を証明するため、政府機関発行の写真付き身分証明書(運転免許証・パスポート・軍のIDカードなど)が必要である[3]
近郊への観光

近郊ではフーバーダム及びそのダム湖であるミード湖の観光が盛んである。レッドロック・キャニオン、デスバレーも近い。また、近郊といっても500キロメートル余り離れているが、グランド・キャニオンモニュメント・バレーザイオン国立公園ブラック・キャニオンパウエル湖などへはラスベガスからのツアーで行くことが一般的である。さらに、ヨセミテ国立公園へのツアーなども存在する。
コンベンション

近年コンベンション(大規模展示会見本市)の誘致が盛んであり、毎月のように数万人規模のものがスケジュールされている。中でも、通常閑散期となる6月、11月頃は特に大規模なコンベンションがほぼ週末毎に開かれる。コンベンションの主催者にとって、参加者数をいかに増やすかが課題であり、コンベンション以外にも娯楽の多いラスベガスは、参加者にとって、ひいてはコンベンション主催者にとって魅力的な開催地となっていることがその背景にある。上記のボディビル世界大会ミスター・オリンピアがラスベガスで行われるようになってからは、それに準ずるコンベンションも毎年9月か10月に開催されており、単にボディビルだけでなくフィットネス系の大規模な展示会として多くの人がこれと大会を目当てに訪れる。会場としてはラスベガス・コンベンションセンター(LVCC)、サンズコンベンションセンター(SCC)が大きいが、大きなホテルの中には自前で施設を持つものも少なくない。
スポーツWBA世界ウェルター級 マニー・パッキャオキース・サーマン戦(2019年 MGMグランド・ガーデン・アリーナ)

カジノの集客の目玉としてボクシングの世界タイトルマッチが数多く行われており、ニューヨークとともに「ボクシングの聖地[11]」と呼ばれている。試合会場はMGMグランド・ガーデン・アリーナT-モバイル・アリーナトーマス&マック・センターミケロブ・ウルトラ・アリーナ(旧マンダレイ・ベイ)などが利用される。注目度の高いカードには桁違いの金額が集まり、2015年にMGMグランドで行われたフロイド・メイウェザー・ジュニア 対 マニー・パッキャオ戦は興行収入5億ドル(約600億円)を超えるドリームマッチとなった。また、総合格闘技UFCの本拠地となっている。

ラスベガスは長らく北米4大プロスポーツリーグのチームが存在しなかったものの、2017-2018シーズンよりNHLベガス・ゴールデンナイツが参入し[12]、2020年にはNFLオークランド・レイダースが移転してきた[13]。2027年にはMLBオークランド・アスレチックスが移転予定である[14]。また、ラスベガス・ボールパーク(英語版)を本拠地とするマイナーリーグラスベガス・アビエイターズがある。2023年にはXFLのベガス・バイパーズが本拠地を置いたが2024年にはチームが消滅した。

この他にもアメリカ版SASUKE、アメリカン・ニンジャ・ウォーリアーの決勝戦が目抜き通りにセットを設営して開催されている。e-sportsの祭典であるEVOも、毎年ラスベガスにあるホテルマンダレイ・ベイにて行われている。

モータースポーツでは、ラスベガス・モーター・スピードウェイNASCARのレースが行われている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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