ラスト・アクション・ヒーロー
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製作費$85,000,000[1]
興行収入 $50,016,394[1]
$137,298,489[1]
配給収入 12億円[2]
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『ラスト・アクション・ヒーロー』(Last Action Hero)は、1993年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガー主演のアメリカ映画ファンタジーアクション映画

日本版のポスター等でのキャッチコピーは、「『T2』から2年。この夏、シュワルツェネッガーが、やる!」。
ストーリー

寂れた映画館「パンドラ劇場」に入り浸る映画好きの少年ダニー(オースティン・オブライエン)は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画『ジャック・スレイター』シリーズの大ファン。

ある日、親しい映写技師ニックの特別な計らいで、『ジャック・スレイター』シリーズ最新作の試写をひとりで鑑賞できることとなったダニー。喜び勇む彼に、ニックは彼が子供の頃、魔術師からもらったという「魔法チケット」を手渡す。ニック曰く、それは「異次元へのパスポート」なのだという。

チケットの半券を手にしたダニーが『ジャック・スレイター』最新作を観ている最中、悪役が投げたダイナマイトが突如スクリーンから飛び出し、逃げようとしたダニーは眩い光に包まれる。彼が気がつくと、そこはたった今スクリーンで観ていたはずのジャック・スレイター(アーノルド・シュワルツェネッガー)が運転する車の中であった。
登場人物
ダニー・マディガン
本作の主人公の小学生。映画鑑賞が大好きでシュワルツェネッガー主演のアクション映画『ジャック・スレイター』の大ファン。ニューヨークに住んでいる。父を早くに亡くした
母子家庭であり、母はPTAの役員をしながら、夜も働きに出ている。現実的に勇気がある性格とは言えないが、ニックの映画館に入り浸っており、学校をサボタージュして映画を観に行ったり、退屈な授業中に映画の世界を夢想するクセがある。映写技師のニックから魔法のチケットを貰ったことで、映画『ジャック・スレイター』の世界に入り、大冒険することになる。
ニック
ダニーの友人の老映写技師。『ジャック・スレイター4』の映写テストにダニーを招待する。若い頃に父親の紹介で、後に映画館になる劇場で働き始め、現在に至る。高名なマジシャンがその劇場で公演した際に、楽屋で魔法のチケットを貰い、長い間ずっと持ち続けていた。
『ジャック・スレイター』のキャラクター
ジャック・スレイター
本作のシュワルツェネッガー主演の劇中劇『ジャック・スレイター』シリーズの主人公。映画の中の
ロサンゼルス市警刑事。豪快で悪に敢然と立ち向かう正義のヒーローだが、痛快なアクション映画の主人公であるが故に、いつ死んでもおかしくないような事件ばかり任されている事に悩んでいるなど命知らずではない。また、『ジャック・スレイター3』において、息子を悪役のリッパーに殺されている。ロックとジョークが好きだが、魔法のチケットの力で現実世界へ来た際には、生まれて初めて聴いたモーツァルトクラシック音楽に感激するといった意外な一面を見せる。決め台詞は「Big Mistake(そいつは大間違いだ)!」
ベネディクト
『ジャック・スレイター4』の悪役。トニー・ビバルディが雇った世界一の殺し屋。片目が義眼で、TPOに応じてさまざまな義眼を使い分けている。白いスーツを身に纏い、知的でキザな語り口で話すのが特徴。雇い主のビバルディが言い間違いをするたびに陰口を叩いている。現実世界からやってきたダニーのチケットの半券を偶然手に入れ、その不思議な力を知ったことで、現実世界でスレイター役を演じるシュワルツェネッガーの抹殺を企む。ダニーを怪しんでスレイター邸をいち早く襲撃する、用済みとなったビバルディを見限って射殺する、弾切れを起したフリをして相手を油断させるといった知能的かつ抜け目ない戦術を使う。
トニー・ビバルディ
ロサンゼルスの麻薬取引を牛耳るマフィアのボス。別のファミリーと手を組んだと見せかけ、敵のファミリーを一網打尽にしようと企む。慣用句やことわざを言い間違えたり、くだらないジョークを言うため、ベネディクトからは「歴史的馬鹿者」と見限られ射殺されてしまった[注 1]
リッパー(演:トム・ヌーナン
『ジャック・スレイター3』の悪役。殺人鬼で切り裂き魔の異名を持つ。黄色いレインコートと得物であるが特徴。ジャックスレイター3のラストでスレイターに撃たれ立てこもっていた小学校の屋上から転落するが、そのときスレイターの息子を道連れにする。ベネディクトに映画の世界から現実の世界へ連れて来られ、シュワルツェネッガーを抹殺しようとする。演ずるトム・ヌーナンは現実世界の場面でもリッパー役の俳優として、素顔で登場しており、リッパーと顔を合わせるシーンもある。
デッカー警部補
スレイターの上司。スレイターが行う捜査後始末が頭痛の種となっている。そのため2人は犬猿の仲に見えるが、本心は頼りにしており、スレイターも彼を友人と思っている。スレイターを怒鳴るのが日課のような物で、その大声はオフィスのガラス窓を破壊するほど。
ジョン・プラクティス(演:F・マーリー・エイブラハム


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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