ロジャー・エバート氏は、この映画に4点満点中2.5点をつけ、本作は面白い場面もあったが、「考え抜かれた映画というより、明るいアイデアのように見える。ウディ・アレンの『カイロの紫のバラ』(1985年)のように観客とスクリーンの間の謎を呼び起こすこともなく、多くの時間は単にスクリーンの中だけが扱われている。」と述べた[19]。ヴィンセント・キャンビーは、この映画を「2時間の『サタデー・ナイト・ライブ』のスケッチ」に例え、「何か混乱したものだが、随所で楽しめるもの」と評した[20]。
その他
本作は宣伝の一環として、NASAの無人ロケットにタイトルを記載して打ち上げた。この宣伝には50万ドルの費用を要したという。
日本での映画公開に先駆け、プロモーションの一環として、コロコロコミックに読み切り漫画が掲載された。内容は、映画の登場人物が日本の映画館に実体化するという漫画オリジナルのもの。
関連項目
メタフィクション
第四の壁
脚注[脚注の使い方]
注釈^ トニー(=アントニオ)・ビバルディ(Vivaldi)をはじめレーオ、トレリなど、マフィアを表す名前はイタリア・バロックの作曲家から取られている。
^ a b 生前の映像を流用しての出演。
出典^ a b c “Last Action Hero (1993)”. Box Office Mojo. 2009年11月19日閲覧。
^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)524頁
^ 『第七の封印』で死神役を演じたのはベント・エケロート、本作で同役を演じたのはイアン・マッケラン。
^ a b c d e 登場シーンカット
^ セリフシーンカット
^ 日本語字幕では「ネズコ」と訳されている
^ フジテレビ版の吹替では「トムキャット」という名前に変更、テレビ朝日版の吹替ではジャックが名前を呼ぶシーンがカット
^ a b c d e f g クレジットなし
^ a b BDに収録されたテレビ朝日版の音声ではセリフシーンはカット
^ 写真のみの出演
^ ただし、現在では本作の発売元がソニー・ピクチャーズ エンタテインメントからハピネットに移管されたため廃盤