2014年シーズンは、ディエゴ・コッカ
が監督に就任して、クラブの下部組織出身でアイドルのディエゴ・ミリートが欧州から11年ぶりに復帰すると、キャプテンとして若い選手をまとめてチームを牽引し、グスタボ・ボウ、アドリアン・セントゥリオンと強力な3トップを形成し、13年ぶりの17度目となる国内リーグ優勝を果たした。このチームには他に、エセキエル・ビデラ、セバスチャン・サハなどがいた。コパ・リベルタドーレスにも11年ぶりに参戦したが、準々決勝でパラグアイのクラブ・グアラニーに敗れた。ラシン・クラブの最大のライバルは同じアベジャネーダ地区を本拠地とするCAインデペンディエンテである(本拠地スタジアムも距離は200mしか離れていない)。両者の対戦はクラシコ・デ・アベジャネーダ
と呼ばれ、国内ではボカ・ジュニアーズとCAリーベル・プレートのスーペルクラシコに次ぐ関心を集め、アルゼンチンで2番目に権威のあるダービーマッチである。1970年代にインデペンディエンテが対戦成績で上回り、それ以降は現在に至るまで、インデペンディエンテ優勢である。ボカ・ジュニアーズ、CAリーベル・プレート、CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロとのビッグ5同士の対戦もクラシコと呼ばれ、国内で関心を集める。
2011年、CAベレス・サルスフィエルドがプロ化以降の優勝回数でラシン・クラブを追い越したことがあった。これにより、ベレスの選手が、メディアを通して「ビッグ・クラブと言われるラシン・クラブより自分達の方が上」といった挑発を行った。この時期から、ベレス・サルスフィエルドとの対戦も以前に増してかなり熱気を帯びている。 アルゼンチンで4番目に多くのサポーターを持つ。 観客席全体を覆い尽くす巨大な横断幕を持っている。恐らく世界一巨大な横断幕であり、大事な試合の場合に披露され頻繁に使用することはない。 政界ではフアン・ドミンゴ・ペロン大統領、ネストル・キルチネル大統領がラシン・クラブのサポーターであった。そして、音楽界では国民的歌手のカルロス・ガルデルがサポーターであった。そのため、スタジアムの観客席の1席にカルロス・ガルデルが座しているフィギュアが置かれている。 アルゼンチンのコルドバにあるクラブ・アトレティコ・ラシン エスタディオ・フアン・ドミンゴ・ペロン (1) このデザインは1973年に1試合限定で復活した シーズンディビジョン順位試合数勝分敗得点失点勝ち点備考
サポーター
スタジアム
ユニフォーム
(2) 伝統あるユニフォームに敬意を示し、2005-06シーズンのアウェー用ユニフォームはこのデザインを模している
近年の成績
2006-07アペルトゥーラプリメーラ1019757221926
クラウスーラ1319586283023
2007-08アペルトゥーラプリメーラ1319748232425
クラウスーラ2019298142215昇降格プレーオフ出場 (残留)
2008-09アペルトゥーラプリメーラ1419577192222
クラウスーラ519865232130
2009-10アペルトゥーラプリメーラ16194510172617