ラグビー日本代表
[Wikipedia|▼Menu]
また、2022年1月1日から、以下の基準を満たす場合に選手が一つの協会(国)から別の協会(国)へ変更できるようになった[35][36][37]。これは、フィジーサモアトンガなどの南太平洋の国々出身の選手(小さな島々の出身ということで「アイランダー」とも呼ばれる[38])が、活躍の場や経済力を求めて外国に行ってしまい、出身国のラグビー運営に支障が出ることへの配慮を主とする規約改正(生得権の枠組みの変更)である[39][40][38]

36ヶ月間、ラグビーの国際試合に参加していない。

選手が移動を希望する国で生まれている、または親や祖父母のうち誰かがその国で生まれている。

選手は一度だけ協会を変更することができ、各ケースはワールドラグビーの承認が必要となる。

所属協会主義

国籍にとらわれない上述のルールは「所属協会主義」と呼ばれる。

ラグビー発祥の地イギリスは、サッカー同様、イングランドスコットランドウェールズアイルランドの協会に分かれる。また、かつてイギリスは世界中に多くの植民地(南アフリカ共和国フィジー香港など)を持ち、現在もニュージーランドオーストラリアカナダなど英連邦王国は15か国ある。またアイルランド代表は、イギリス北アイルランドと、アイルランドとの2か国による合同チームである。19世紀の終わり頃から、これら人的交流のなかでは、各国のラグビー代表を国籍でくくることが難しかった背景がある[23][41][42][43][44]
直近の動向
8年ぶりのエディージャパン

2023年12月13日、
日本ラグビーフットボール協会は次期ヘッドコーチにエディー・ジョーンズを8年ぶりに再就任させることを発表。任期は、2024年1月1日からワールドカップ2027までの4年間[45][46][47][48]。2023年12月14日の会見でエディー・ジョーンズ、は「超速ラグビー」を日本代表のテーマとして掲げ、「相手より速く走るだけではなく、速く考えて速く決断する。高校、大学、社会人と一貫した考え方をもって育成していくことが重要だ」と述べた[49][50]

リーグワン2023-24シーズン途中の休養期間2月6日・7日に「トレーニングスコッド福岡合宿」を実施[51][52][53]

5月20日?29日、菅平高原長野県上田市)で「トレーニングスコッド菅平合宿」を実施。リーグワンのプレーオフトーナメントと入替戦進出チームの選手は合宿参加対象外[54]

6月6日から宮崎県屋外型トレーニングセンターアミノバイタルトレーニングセンター宮崎宮崎県宮崎市)で合宿を行う[55]。年内の国内テストマッチ終了まで、ここを拠点とする[56]

2024年に行われるテストマッチ

日付開始時間対戦会場特記事項備考
6月22日(土)14:50
イングランド代表 vs 日本代表国立競技場(東京)リポビタンDチャレンジカップ2024[57]
6月29日(土)19:00マオリ・オールブラックス vs
JAPAN XV(ジャパンフィフティーン)秩父宮ラグビー場(東京)キャップ非対象
リポビタンDチャレンジカップ2024[57]
7月6日(土)18:00マオリ・オールブラックス vs
JAPAN XV(ジャパンフィフティーン)豊田スタジアム(愛知)キャップ非対象
リポビタンDチャレンジカップ2024[57]
7月13日(土)19:05ジョージア代表 vs 日本代表ユアテックスタジアム仙台(宮城)リポビタンDチャレンジカップ2024[57]
7月21日(日)14:05イタリア代表 vs 日本代表札幌ドーム(北海道)リポビタンDチャレンジカップ2024[57]
8月25日(日)17:00
日本時間26日(月)9:00パシフィックネイションズカップ
カナダ代表 vs 日本代表バンクーバー(カナダ)プール戦(B)[58][59]
9月7日(土)未定パシフィックネイションズカップ
アメリカ合衆国代表 vs 日本代表埼玉(日本)プール戦(B)[58][59]
9月14日(土)
または


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:846 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef