ラオス
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反政府派による政治的犯行を示唆する発表がラオス国営放送から成された[31]

1979年中国共産党と関係断絶。

1980年タイと国境紛争。

1986年、新経済政策(チンタナカンマイ)を導入。

1987年、タイと国境紛争(タイ空軍機1機が撃墜される)。

1988年、タイとの関係正常化。

1989年カイソーン・ポムウィハーン首相が中国公式訪問、翌1990年の中国・李鵬首相のラオス公式訪問で、対中関係の改善。

1991年憲法制定。ラオス人民革命党の一党体制維持を確認。

1992年2月、タイと友好協力条約を締結。7月、ベトナムとともに東南アジア諸国連合 (ASEAN) にオブザーバーとして参加。11月21日カイソーン・ポムウィハーン国家主席(ラオス人民民主共和国の初代最高指導者)死去。

1997年7月23日、東南アジア諸国連合(ASEAN)に正式加盟[32](ミャンマー加盟と同日)。


2006年4月30日投票の第6期国民議会(一院制、任期5年)選挙の結果選出された国会議員115人のうち114人はラオス人民革命党の党員で、非党員は1人。同年6月に招集された第6期国民議会第1回会議において、ラオス人民革命党書記長で軍出身のチュンマリー・サイニャソーンが国家主席に、ラオス人民革命党政治局員のブアソーン・ブッパーヴァンが首相に選出された。


2007年6月、アメリカ合衆国に亡命したミャオ族の元王国軍将軍とアメリカ軍退役少佐によるクーデター計画が発覚。関係者はアメリカ司法当局により、局外中立違反で逮捕された。


2010年12月23日、第6期国民議会第10回会議の閉会式において、ブアソーン首相は任期途中で辞任し、国民議会議長のトーンシン・タムマヴォンが新首相に就任した。


2016年3月、第8期国民議会総選挙により、ブンニャン・ウォーラチット国家主席、トーンルン・シースリット首相体制となった。

政治詳細は「ラオスの政治(フランス語版、英語版)」を参照

憲法の前文で「人民民主主義」を謳い、第3条では「ラオス人民革命党を主軸とする政治制度」と規定されているなど[33]マルクス・レーニン主義を掲げるラオス人民革命党による社会主義国型の一党制が敷かれている。政府の政策決定は、党書記長を中心とする9人で構成される党の政治局と、49人で構成される党の中央委員会において決定される。特に重要な政策に関しては、さらに大臣の会議で審議される。
元首詳細は「ラオス人民民主共和国主席」を参照トーンルン・シースリット国家主席

国家主席元首とする社会主義共和制国家であり、国家主席は国民議会で選出され、任期は5年。職務の補佐・代行のために国家副主席がいる。
行政詳細は「ラオス人民民主共和国首相」を参照

行政府の長は首相である。国家主席に指名され、国民議会で承認を受ける。任期は5年。副首相が3人。各省大臣、省と同格の機関の長により構成される。首相は、副大臣、県副知事、中央直轄市副市長、郡長を任免する権限を持つ。2006年7月、首相と政府を補佐し、閣議を準備し、政府に資料を提供する機関として、政府書記局が設けられた。
立法詳細は「国民議会 (ラオス)」を参照

立法府一院制国民議会。132議席で、民選、任期5年。休会期間中には国民議会常務委員会が国政監視などの権限を代行する。議席数は、1992年選挙では85、1997年選挙では99、2002年選挙では109と増やされてきた。

2018年12月6日、日本の国際協力機構(JICA)の法整備支援を受けて起案された民法が成立し、2020年に施行した[34]
司法詳細は「ラオスの法律(英語版)」を参照

ラオスは宗主国であったフランスから民事法制度を継承している。司法権は最高人民法院長官に委ねられている。

最高人民法院長官は常務委員会の勧告に基づき、国会によって選出されることとなっている。.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

国際関係詳細は「ラオスの国際関係(英語版)」を参照
日本との関係詳細は「日本とラオスの関係」を参照
中国との関係詳細は「中国とラオスの関係」を参照
フランスとの関係詳細は「フランスとラオスの関係(フランス語版)」を参照
国家安全保障詳細は「ラオス人民軍」を参照

国防の中心はラオス人民軍が担う。ほかには民兵組織がある。2006年の国防予算は1,330万ドル。徴兵制で陸軍25,600人、空軍3,500人から成る。車輌・航空機などの装備は旧ソ連製のものを多く保有している[35]。歴史的にベトナム人民軍と関係が深いが、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}近年は[いつ?]中国人民解放軍との交流が活発化してきている。
地理ラオスの地図ラオスの詳細拡大地図ラオスの地形図詳細は「ラオスの地理(フランス語版、英語版)」を参照

ラオスは、海と接しない内陸国である。国土の多くが山岳で占められており、隣国に比べて比較的森林資源が多く残っていた地域であるが[注 1][36]、急激な森林破壊が問題となっている。国土面積の61%は二次林(2006年)[注 2][36]。そして、この森林地帯でも多くの人々が生活している。原生林は、国土面積の6%である[36]

ビア山標高2817メートル)が最高峰である。
メコン川ルアンプラバーンを流れるメコン川(プーシーの丘より)


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