ライトノベル
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刊行ペースもかなり早く、日本国外では最も日本産ライトノベルを受容している国の1つといえる[49]

鶴山文化社はライトノベルも含め幅広いジャンル小説を対象にしたファウスト小説賞を募集している。またエクストリームノベルやD&Cメディアのシードノベルでは、賞という形を取らずに、期限などを設けず国内作家のライトノベルを募集している。
大元CI(DAEWON CI)
NT Novel - 角川スニーカー文庫・富士見ファンタジア文庫・富士見ミステリー文庫・電撃文庫・スーパーダッシュ文庫・MF文庫J・ファミ通文庫(NTは「Newtype」の意味。大元メディアは韓国語版「Newtype」を発行している)Issue Novels - 角川スニーカー文庫・角川ビーンズ文庫・講談社X文庫ホワイトハート・C★NOVELS
鶴山文化社
エクストリームノベル(Extreme Novel) - 角川スニーカー文庫・電撃文庫・富士見ファンタジア文庫・富士見ミステリー文庫・ファミ通文庫・MF文庫J・スーパーダッシュ文庫・EXノベルズ。韓国オリジナル作品もある。メイクイーンノベル(May Queen Novel) - 角川ビーンズ文庫・コバルト文庫ファウストノベルズ(Faust Novels) - 講談社ノベルス(雑誌『ファウスト(韓国版)』)Book Holic - 乙一米澤穂信桂望実天野節子舞城王太郎有栖川有栖橋本紡など。ライトノベル以外の作品も含む。
ソウル文化社
Jノベル(J-novel) - 日本の作品の翻訳のほか、韓国作家の作品も出版するWink Novels - コバルト文庫・角川ビーンズ文庫
映像出版メディア(旧・映像ノート)
ノベルエンジン(NovelEngine) - 韓国作家のライトノベルを出版すると同時に日本の作品を翻訳して出版している。毎年2回くらい大賞公募が行っている。
D&Cメディア
シードノベル(Seed Novel) - 韓国作家のライトノベルを出版する。特に期限を設けず、ライトノベル作品の公募を行っている。Lノベル(L Novel) - 日本の作品の翻訳
AKコミュニケーションズ
AKノベル - MF文庫J・HJ文庫
北米

アメリカでは2004年TOKYOPOPが『スレイヤーズ』を刊行して以降、VIZ Mediaが『灼眼のシャナ』を刊行するなど紹介されたタイトルは少数で、漫画作品に比べると翻訳出版は進んでいなかったが、セブンシーズ・エンターテインメントがメディアワークスやメディアファクトリーからライセンス供与を受け2007年より「lightnovel」レーベルを新設し『しにがみのバラッド。』『ヴぁんぷ!』『かのこん』『ゼロの使い魔』などを刊行[50]。台湾や韓国に続き2008年夏には講談社『ファウスト(アメリカ版)』が発売し、西尾維新奈須きのこなどの作品が掲載された。
TOKYOPOP
TOKYOPOP Novels - 角川スニーカー文庫・富士見ファンタジア文庫・富士見ミステリー文庫・電撃文庫・ハヤカワ文庫JA
Seven Seas Entertainment
lightnovel - 電撃文庫・MF文庫J
ヨーロッパ

ヨーロッパではTOKYOPOPがドイツで主に角川グループ系やコバルト文庫の作品を翻訳出版している[51]
Carlsen
Nippon Novel[52]
TOKYOPOP
TOKYOPOP Romane - 角川スニーカー文庫・角川ルビー文庫・電撃文庫・ファミ通文庫・コバルト文庫
ロシア

ロシアでは日本における略称「ラノベ」がそのまま単語 ранобэ として定着しつつある。元の語が「light novel」であるため「ланове」の方がより正確だが、既に「кавасаки」(カワサキ。カニ籠漁船の意。造船メーカー川崎重工業が由来)と同様に日本からの外来語としてローマ字表記「ranobe」の転写である「ранобэ」が主流になっている[53]
脚注[脚注の使い方]
注釈^ テレビアニメ『無敵超人ザンボット3』の「神北恵子」を男性形に変えたハンドル。
^ 2004年明治書院より刊行された『日本現代小説大事典』(ISBN 978-4-625-60303-7)では、コバルト文庫やスニーカー文庫を「ジュニア小説」もしくは「キャラクター小説」と分類する(P1439-1441)。
^ ライトノベルとは異なるジャンルの事例ではあるが、2007年に集英社が過去の名作の新装版を発行するにあたって、太宰治著『人間失格』の表紙イラストに漫画家小畑健を起用したところ、その年の『人間失格』の売り上げが異例の9万部を記録したことがある(例年は1-2万部)「人間失格:「デスノート」の小畑健が表紙描く 異例の9万部突破」毎日jp、2007年8月23日。
^ 同一作品が『小説家になろう』だけでなく『アルファポリス』などの他サイトにも投稿される場合があることも誤認を受ける要因と考えられる。
^ 更に遡れば、2012年にNHN Japanが配信した小説アカウントにユーザーが話しかける形でストーリーが送られてくる『トークノベル』が似ている。
^ SNSpixiv』の小説機能でも2020年4月16日から単語変換機能というのは導入されたがそれより以前から。
^ これらが一般人に「一般文芸」として認知されているかどうかは、正確なデータがなく不明である。


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