ライスワイン
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麦芽で発酵させる [4]

ガムジュ (甘酒、??、Gamju) - 朝鮮半島のどぶろく。甘味が強い。

中国紹興酒

稠酒 (Choujiu) - 中国西安近辺のどぶろく。もち米を原料とする。

米酒(ミーチュウ) - 透明で甘味のある中国の米酒(台湾では蒸留酒を指す)。もち米から作る。中国南部では食後に供されることが多い。

紅酒(アンチュウ) - 中国南部の酒。もち米、紅麹、米酒を2週間ほど発酵させ、濾過してから数ヶ月熟成させる。アルコール分は21%から23%、やや酸味を感じる。長期熟成したものが好まれる[5]。(※中国では赤ワインのことも紅酒という。)

黄酒(ホアンチュウ) - もち米を原料とするが、小麦が使われることもある。日本酒よりも酸度が高い[6]

紹興酒 - 黄酒の一種。


南・東南アジア土器に入れられたルオウ・カンベトナムタイ・グエンのエデ族は米酒を好んで作る。サトのラベル

ブルム(Brem) - バリ島で作られる。甘味がある。蒸した米に麹を振りかけて、バナナの葉で包んで3日間発酵させる。3kgの米から2リットル取れる。絞った後、3ヶ月ほど熟成させることもあり、その場合、薄茶色となってアルコール度数も上がる[7]。バリ人は祭りのとき以外はあまり飲まない[8]

リヒン(Lihing) - インドネシアボルネオ島サバ州のカダザン族が造る、どぶろくの一種[9]

ルオウ・カン (Ruou can) - ベトナムの米酒。「R??u」は酒、「c?n」は瓶を意味する。カナ書きはズオウカン、ジウカーン、ルーカン、ジオカンなど。の筒を通して飲む。

サト (Sato) - サートゥとも書く。タイイーサーン地方を起源とする米酒。炊いたもち米(食事の残りを使うことも多い)を水でほぐし、軽くあぶった麹を粉にして混ぜ、1週間ほど発酵させる。布で絞って飲む。甘味が強く、アルコール度数は低い[10]

タプイ (Tapuy) - フィリピンの米酒。ルソン島北部で作られる。

タパイ (Tapai) - マレーシアボルネオ島サバ州の米酒。ババンガゾ村などで作られている[11][12]

トォン - ネパールのどぶろく。2度蒸した米に麦麹を混ぜ、甕に入れてその上に赤トウガラシなどを入れ、葉っぱやをして1週間ほど発酵させる[13]

トゥア(Tuak) - マレーシアボルネオ島サラワク州イバン族 (Iban people) が作るどぶろく。

アラ - ブータンのどぶろく。

注釈、出典[脚注の使い方]^ 貝原浩 1998, p. 44.
^ 韓国文化院 ⇒慶州法酒
^ 韓国文化院 ⇒マッコルリ
^ 韓国文化院 ⇒シッケ
^ 外池良三 2005, p. 28.
^ 外池良三 2005, p. 156.
^ 貝原浩 1998, p. 58.
^ 『インドネシアグルメガイド』日本アセアンセンター。 ⇒オリジナルの2009年7月20日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20090720235153/http://www.asean.or.jp/tourism/touristinfo/indonesia/gourmet.html。 
^ 『女王の食卓:VOL36・リヒン・アヤム?9、Sep 2004』2004年11月6日。
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