小堺が出たサイコロの目を読み上げる際にその略称(例「情けない話」→「なさばな」)あるいは1999年頃から出目にちなんだギャグ(例「信じられない話」→ビートたけしのものまねをしながら「アンビリーバブル!(『奇跡体験!アンビリバボー』と掛けている)」)を披露したり、番組後期では、出目にはほとんど関係ないが、その前のトークで話題となったキーワードを発言し、それを観客が復唱するのが番組の特徴であった(開始当初はやっておらず、小堺が出目を読み上げてその内容を説明するだけだった)。ちなみに1回の放送で同じ目が2回出たときは、ギャグの後に「パート2」(3回出たときは「パート3」、時間の都合上、4回連続で出た時は「パート4」)と客のみが唱和していた。ゲストが振った後のサイコロは小堺が所定の位置に移動させた。サイコロトーク開始当初は席の後ろに置いていたが、1996年以降は観客席に見えるように右前に、出た目を正面にして置いていた。
また、サイコロトークの前に、スタッフが用意したおやつがゲストに供された。季節により、放送日にちなんだ飲食物を提供することがあり、その際は小堺が説明を行った[注 20]。過去にはジュンイチ・フミヤ・フトシの「おやつボーイズ」[注 21]、2000年3月31日まで和・洋・中の料理人の卵である「めしあがレンジャー」という男性3人組が調理を担当・出演していた時期もある。2000年4月3日から「私のおやつ」と言う制度に変わり、ゲストの思い出のおやつが紹介されていた。2012年7月23日からおやつはなくなったが、お茶が用意されていた。
1つの話が終わると、スタッフの判断で席替えを促すチャイムが流れた(チャイムの音は1996年4月1日、2002年4月1日の2回変更された)。ただしあまり強制力はなく、チャイムが鳴った後も話が盛り上がった時、延々と話が続けられ再度チャイムを鳴らされることもあった。席替えでは、上手に座っているゲストは下手に移動し、その他2組は上手に移動した。
2014年10月6日以降、ゲスト2組制となったため席替え制度はなくなった(ごくまれにゲストが3人の時に、席替えを行う場合もあった)。また、サイコロトーク自体も短くなり、後半はサイコロなしで企画に基づいたトークを行うようになった。
サイコロを振るときにかかるBGMは、薬師丸ひろ子のシングルレコード「紳士同盟」のB面として収録されていた楽曲「ハードデイズ ラグ」のアウトロ部分であったが、音のピッチが若干上げられている。なお、初出の1991年夏休み特別企画時では、西尾えつ子の「ド・ン・マ・イ来々少年?Don't mind lay-lay Boy?」のアレンジバージョン[注 22]が用いられ、同年9月から2002年3月までは席替え時に使用された。
最終回前夜の特別番組までにゲストが投げたサイコロの投数は1万9459回[25]。その後、最終回で小堺が3回投げたため1万9462回が最終投数となった。 その目が出た場合の、小堺のギャグ・リアクションも一部記載している。
おもなサイコロの目
怒りの話
ありえない話(一時期、「ありえねー!」「ありえへーん!」と混合していた)
腹の立つ話 - サイコロトーク開始当初からサイコロに書かれている目(お題)。且つ、1991年9月9日に、マルシアが一発目に当たった目(お題)。「んー、ぴょっ」という奇声とともに腹の前に手を出して指を立てる仕草を行う
怒った話
あきれてものも言えない話
どうでもいい話
何だ、それ?(何だそれ!)
もうウンザリ
哀れの話
情けない話 - サイコロトーク開始当初からサイコロに書かれている定番の目。「なさばな」と略される
シャレにならない話 - 「しゃればな」と言う
ホントに情けない話
恥ずかしい話 - 「はずばな」と言う
恥も涙も捨てた話
今だからゴメンナサイ話 - 「いまごめ」と言う
アッ、やっちゃった!
ありゃりゃ!?
そんな無茶な! - ギャグで「no tea(ノーティー)」と言う
へこんだ話 - 「ベコッ!」という擬音とともに何かが凹むようなジェスチャーをする
ショックな話
痛かった話
シュンとした話
信じてもらえない話 - 『奇跡体験!アンビリバボー』でのビートたけしの物真似を行う
出来れば言いたくない話
言い訳させて下さい
若気の至り話
こんなハズじゃなかった
○○の話
初めて○○した話 - 「はじまる」と略して言う
私は○○の達人 - 「まるたつ」と略して言う
きっかけは○○ - 「きっまる」と略して言う
○○はじめました
こうみえても○○した話
こうみえても私○○なんです
旬なきっかけは○○ - 「旬きっかけ」と言う
○○さんに言いたい事
○○を愛する話
「私」の語がある話
私、こってます - 肩こりをほぐすように首や肩を動かしながら「コリッ、コリッ」と言う
私を変えたあの人
私、変わりました
私、キレました
私バカよね - 細川たかしの曲「心のこり」の一節を口ずさむ
私の弱点 - 「わたじゃく」と言うパターンと「いやぁ?んそこ弱いの?」とオカマ口調で喋るパターンがあった。
私の秘密
私のクイズ
私の周りの変な人 - 「わたへん」と言う
私だけのルール
ひょっとしたら私だけ(旧:ひょっとして私だけ) - 英語で「only me?(オンリーミー)」と言う
私の重大ニュース
私の得意料理
驚きの話
驚いた話
信じられない話 - 「アンビリーバブル!」と肩を上げてビートたけしの物真似を行う
もう大変! - 額にゲンコツをかざし、初代林家三平のものまねで「大変です」と言う
ドヒャー! - そのまま「ドヒャー!」と叫ぶ
ア然とした話
危機一髪 - 逆から読むと、「髪 一機 危」となることを小堺がネタにしている
パニくった話 - 「パニ」という謎の食べ物の感想を口にする(『パニ』食った)
泣ける(?)話
うるうるした話
せつない話
幸せだと…思う話
涙した話
感謝した話
お世話になりました - 井上順の曲「お世話になりました」の一節を口ずさむ。又は「井上順です」と言う