ヨハネ・パウロ2世_(ローマ教皇)
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1981年、ポーランドの歴史を背景としたヨハネ・パウロ2世の伝記映画『遠くから来た人』(ポーランド映画)が製作された[25]

1984年、青年カトリック信者の年次集会であるワールドユースデーを提唱。

1999年、アルバム「アバ・パーテル」でCDデビューした。

2000年、特別な節目となる大聖年を迎え、教皇大勅書(受肉の秘儀)で規定された教会巡礼の対象となった。

2003年3月、ヨハネ・パウロ2世名義で詩集『ローマの三幅対祭壇画』を刊行し、ポーランドで初版30万部がすぐに完売したほか、全世界でベストセラーになった。

2005年、ヨハネ・パウロ2世の半生を描いたイタリア・ポーランド合作のテレビ映画カロル 教皇になった男(KAROL - A man who became Pope)』が公開された。世界各国で19言語に翻訳され放映された(日本語版は公開されていない。2014年に「カロル日本語字幕版DVD」が製作された)[26][27]

2006年9月3日、パリのノートルダム大聖堂前の広場に、従来の「ノートルダム前庭」という名称に「ヨハネ・パウロ2世」の名称が功績を称えて追加された。パリでは著名人を地名に採用する場合、死去から5年待つのが慣例であるが、この名称追加は例外的である(大聖堂の裏の緑地は「ヨハネ23世小公園」と呼ばれている)。

2006年10月16日、ポーランドでヨハネ・パウロ2世の肖像を使用した50ズウォティの記念紙幣が発行された。

文化放送に自身の半生を元にした『わが選択』というラジオドラマ台本を投稿したことがある。惜しくも採用されなかったものの、現在では貴重な文化財として「日本脚本アーカイブズ」主催の展覧会に展示されている。

2011年5月、ローマ市内のテルミニ駅前にブロンズ像が設置された[28]

人物

教皇ヨハネ・パウロ2世は、その著作(『希望の扉を開く』同朋舎出版)で
仏教に対し極めて否定的な見解を明かしている。教皇によれば、仏教は無神論的体系にほかならず、その信徒は苦を本質とする世界に対し無関心を貫くことによってのみ救済されるのだという[29]

脚注[脚注の使い方]
注釈^ ローマ教皇。オランダ出身。在位:1522年 - 1523年
^ 祝日は10月22日(「ヨアンネス・パウルス 2 世」『新カトリック大事典』)。
^ 教皇の列聖はピウス10世以来、列聖年基準で60年ぶりである。
^ 1975年、真言宗醍醐派品川寺の僧侶である仲田順和は、教皇パウロ6世に東京裁判戦犯となった人々へのミサを行うことを依頼した。パウロ6世は承諾をするが、1978年に帰天。

出典^ 鈴木宣明、石井祥裕「ヨアンネス・パウルス 2 世」『新カトリック大事典研究社Online Dictionary。 
^ 大谷啓治. “ヨハネ・パウロ(2世)”. コトバンク. 日本大百科全書(ニッポニカ). 小学館. 2019年11月25日閲覧。
^ 漁夫の利だった新法王 イタリア二派が激戦 共倒れつき浮上『朝日新聞』1978年(昭和53年)10月20日朝刊、13版、7面
^ 教皇ヨハネ・パウロ2世の海外司牧訪問(1979?2004) - カトリック中央協議会
^ 広島で平和アピール カトリック中央協議会
^ Plett, Barbara (7 May 2001). "Mosque visit crowns Pope's tour". BBC News.
^ AIJAC expresses sorrow at Pope's passing". Australia/Israel & Jewish Affairs Council. 4 April 2005.
^ "Address at the Great Synagogue of Rome". Boston College. 13 April 1986. Archived from the original on 11 June 2008.
^"Okumenisches Treffen mit der Evangelisch-Lutherischen Gemeinde von Rom". Vatican.va.
^ Brunwasser, Matthew (2 August 2007). "Patriarch Teoctist, 92, Romanian Who Held Out Hand to John Paul II, Dies". The New York Times.

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