ユーロスター
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2:33マルヌ-ラ-ヴァレ - シェシー (ディズニーランド)




5:40アヴィニョン (中央駅)


6:27ムーティエ (スキー)


6:59ラ・プラーニュ (スキー: 降車のみ)


7:17ブール・サン・モーリス (スキー)

時間はロンドン セントパンクラスからの最短所要時間


ロンドン?アシュフォード ? リール ? ブリュッセル:(最速1時間51分)

ロンドン?アシュフォード?カレー?リール?パリ(北駅):(最速2時間15分)

ロンドン?アシュフォード?マルヌ・ラ・ヴァレ(ディズニーランド・パリ):(2時間33分;1日1往復)

ロンドン?アシュフォード?ムーチェ?(エイム・ラ・プラーニュ)ブール・サン・モーリス:(冬季のみ。一部夜行)

ロンドン?アシュフォード?アヴィニョン:(夏季のみ。5時間40分;1日1往復)

列車により停車駅のパターンが異なる。

パリ発着一部列車のみカレーに停車。

エイム・ラ・プラーニュへはロンドン発のみ停車

CTRL全線開通後、ロンドン?パリは最速2時間15分、ロンドン?ブリュッセルは最速1時間51分で結ばれた。また、1時間に最高8往復の運用が可能となる(現在[いつ?]は1時間に最高4往復)。


車両

ユーロスターの車両は、3カ国を直通運転するためのさまざまな工夫がされている。例えば電源は各国の高速新線用とイギリスの在来線区間用に加えてベルギー在来線用も備えた3電源対応で、さらに一部車両はフランス在来線用にも対応している。
373形詳細は「イギリス国鉄373形電車」を参照

1994年の開業時に投入された車両はフランスの高速鉄道車両であるTGVをベースとしたもので、イギリス国鉄のTOPSにより373形の形式が付与されている。フランスイギリスベルギーの3カ国で共同開発された。

3000番台は英国、3100番台はベルギー、3200番台はフランスが所有する。3200番台のうち4編成はTGVとしてパリ?リール間の短距離区間で使用されている。また3300番台の7編成は、将来のイングランド北部・スコットランド方面への乗り入れに備えて2005年12月まで英国のGNERがリース契約で借り受け、車色をGNERのコーポレートカラーであるダークブラウンに変更し、ロンドンのキングス・クロス?リーズ/ヨーク間を実験的に営業運転を行っていた。しかし、航空機との競争等による採算性の問題から延伸は中止となり、現在はロンドン、ストラトフォードにあるテンプル・ミルズ車両基地にて一時的に保管されている。また、増結用寝台車として製造されたナイトスター(: Nightstar)は結局のところ一度も営業運転で使われることはなく、カナダのVIA鉄道に売却された。

3種類の電源対応(フランス所属の一部編成のみ4電源対応)

交流25000 V, 50 Hz(各国高速新線用)

直流3000 V(ベルギー国内在来線用)

直流1500 V(フランス国内在来線用:一部編成のみ)

直流750 V(イギリス国内在来線用:第三軌条方式)


3カ国の信号システム対応

海底トンネル対策

基本編成:20両(動力車2両+客車18両)但し3300番台は16両(動力車2両+客車14両)

連接台車を採用しているが、動力車と客車の間、編成中央の客車の間は非連接式であり、連結器を解結すれば容易に4分割できる。これは海底トンネル内で火災などの事故が発生した際に損傷した車両を切り離して脱出するため(トンネルは信号回路も含めて並列単線方式のため、双方向に走ることができる)。


車両高:3410 mm

車両幅:2810 mm(イギリスの車両限界に合わせて小さい)

軌道:標準軌(1435 mm)

374形詳細は「イギリス鉄道374形電車」を参照

2010年10月7日に、ユーロスターの次世代車両としてドイツシーメンス社の「ヴェラロ」が、競争入札の結果、導入されることが発表された[5]。TOPSによる車両形式は374形で、愛称は「Eurostar e320」となる。これに対しフランスは、ユーロスター・インターナショナル社の最大株主(55%保有)がフランス国鉄であることや、これまで自国のアルストム社の車両を導入してきたことから不快感を示している[6]
輸送実績リール・ユーロップ駅のユーロスターユーロスター(ロンドン-パリ間)の市場シェアと定時運行率

ユーロスターの定時運行率は年によって変動するが2007年は91.5%であった[7][8]。1994年の運行開始以来、航空輸送からのシェアを徐々に獲得し優位な立場に立っている。2007年はロンドン・パリ間で71%、ロンドン・ブリュッセル間では65%と運行開始以来もっとも高いシェアを獲得している[9]

しかしながら、1996年ロンドン・アンド・コンティネンタル・レイルウェイズが予測した2004年までの旅客数2,140万人[10]には遠く及ばず、2004年実績では730万人にとどまっており、2010年までに年間1,000万人という旅客数目標を掲げていた[11]


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