ユーリズミックス
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この項目では、イギリスの音楽グループについて説明しています。舞踏を中心とした芸術運動については「オイリュトミー」を、音楽教育の方法論については「リトミック」をご覧ください。

ユーリズミックス
Eurythmics
1987年ドイツ
基本情報
出身地 イングランドロンドン
ジャンルブルー・アイド・ソウルニュー・ウェイヴシンセポップ
活動期間1980年 - 1990年
1999年 - 2005年
レーベルRCAレコードアリスタ・レコード
共同作業者The Catch、The Tourists
公式サイト ⇒Eurythmics.com

メンバーアニー・レノックス
デイヴ・スチュワート

ユーリズミックス(Eurythmics,ユーリズミクス)はイギリス二人組ミュージシャン。1980年代にヒット曲を連発し高い人気を誇った。
歴史

1980年アニー・レノックスデイヴ・スチュワートが結成して1981年にデビューした。結成以前に二人はバンド「The Tourists」で、互いに音楽の才能を認め合う恋人であったが、二人で音楽活動を続けるにあたり恋愛関係を解消する。The Tourists は「二人だけのデート」のカバーがスマッシュヒットした。

レノックスが幼少期にヴァルドルフ学校で学んだ、ルドルフ・シュタイナーが提唱した舞踏芸術(Eurythmy、オイリュトミー)の授業から、ユーリズミックスとした。

1983年第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンが流行して「スウィート・ドリームス (アー・メイド・オブ・ディス)」が全米1位の大ヒットを記録した。クールなエレクトリック・ポップのサウンドと、短髪で男性的なレノックスの容貌で強烈な印象を与えた。ミュージックビデオの男装やシングル楽曲「セックスクライム」などが、性表現に厳しいアメリカの放送でたびたび規制された。「ヒア・カムズ・ザ・レイン・アゲイン」でブルー・アイド・ソウルとエレクトロニクス・サウンドを組み合わせ、以後アニー・レノックスのソウルフルな歌唱を生かした楽曲が増える。

1984年にマイケル・ラドフォード監督の映画『1984[1]サウンドトラックに参加し、レノックスが歌う「Sex Crime」をシングルで発売し、日本は「1984のテーマ(セックスクライム)」の表題で発売した。

スティーヴィー・ワンダーハーモニカで参加して話題になった1985年の「ゼア・マスト・ビー・アン・エンジェル (プレイング・ウィズ・マイ・ハート)」は代表曲の一つで、全英1位となる。歌い出しのスキャットが非常に印象的で、日本でも人気が高くカバーバージョンやCM音楽で用いられることが多く、ルチアーノ・パヴァロッティとデュエットヴァージョンがある。1985年にレノックスは、アレサ・フランクリンとデュエットでウーマンリブをテーマにした「Sisters Are Doin' It For Themselves」をヒットさせた。

1990年にユーリズミックスの活動を停止し、二人はソロ活動を経て1999年に一時再結成した。

2022年5月4日に米Rock & Roll Hall of Fame Foundationのロックの殿堂で、パフォーマンス賞を受賞[2]する。
ディスコグラフィー
アルバム

年タイトルアルバム詳細チャート最高位認定
UK
[3]AUS
[4]AUT
[5]FRA
[6]GER
[7]NOR


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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