ユーザインタフェースにおけるモダリティとは、入出力に使用されるコミュニケーションの経路である。例えば、
入力 - キーボードによりユーザーはテキストを打ち込むことができ、ペンタブレットによりユーザーは自由に線を描くことができる。
出力 - ディスプレイによりシステムはテキストやグラフィックスを表示でき(視覚モダリティ)、スピーカーによりシステムは音を生成することができる(聴覚モダリティ)。
ユーザインタフェースは複数の冗長なモダリティを備えることがあり、ユーザーがいずれかを選択して使うことができるようになっている。
一方、モードはこれとは異なる概念で、プログラムの状態が異なると同じ入力を与えても異なる結果を生じることを意味する。モードを多用するとユーザーは常に現在の状態を覚えておく必要があるため、ユーザビリティの低下を招く。
入力機器
スイッチ
キーボード
ポインティングデバイス
マウス
トラックボール
ペンタブレット
タッチパネル
ライトペン
ジョイスティック
音声
マイクロフォン
映像
ビデオカメラ
出力機器
ディスプレイ
CRT
LCD
点字ディスプレイ
プリンター
ドットインパクト
熱転写プリンター
インクジェットプリンター
レーザープリンター
音声出力