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ヤンマーホールディングス株式会社
Yanmar Holdings Co., Ltd.
YANMAR FLYING-Y BUILDING
種類株式会社
市場情報非上場
略称ヤンマー、ヤンマーHD、YHD
本社所在地 日本
〒530-8311
大阪市北区茶屋町1番32号
(YANMAR FLYING-Y BUILDING)
設立2013年(平成25年)4月1日※1
業種機械
法人番号7120001176440
ヤンマー(英称:YANMAR)は、日本の発動機(エンジン。汎用、産業用を含む)ならびに農機、建機、小型船舶の製造・販売を行う大手企業グループ、およびそのブランドである。
2013年(平成25年)4月1日よりヤンマーホールディングス株式会社(Yanmar Holdings Co., Ltd.)を中心とした持株会社制に移行。なお、日本の大手農業機械メーカーでは最初に持株会社制に移行したメーカーでもある。本項ではこれについても記述する。
2019年(令和元年)現在のコーポレート・スローガンは「A SUSTAINABLE FUTURE -テクノロジーで、新しい豊かさへ。-」(2016年(平成28年)制定)。
2022年(令和4年)創業110周年。 創業者の山岡孫吉により、1907年(明治40年)、天満堀川に架かっていた寺町橋の東詰、大阪府大阪市北区綿屋町14番地(現・末広町)の長屋で、山岡瓦斯商会を開業。当初は工場用ガスエンジンの転売・改造を取り扱うブローカーであった。第一次世界大戦後、1920年からは農業用に適する石油発動機の自社製造に着手し、メーカーとしての道を本格的に歩み始める。 商標「ヤンマー」(のち社名ともなる)は、商標候補として豊作のシンボルであるトンボを検討していた[注 1]が、すでに商標権が静岡県の醤油メーカーに取られていたため、代案として大型のトンボ、オニヤンマにちなんで命名されたものである。創業者の姓の「山岡」に発音が近かったのも決め手となった[3][4]。 1933年(昭和8年)12月23日には、石油発動機よりも経済的だが技術的ハードルの高かった、小型高速ディーゼルエンジンの自社開発に成功(「HB型」ディーゼルエンジン)[注 2]。以降は中・高速型のディーゼルエンジンとこれを利用した工業製品の生産で業績を伸長してきた。そのためか、同社が開発し製造したディーゼルエンジンは全般的に信頼性および耐久性が非常に高い事で知られており、創業当初から「ものづくり精神」という概念を21世紀の今日まで頑なに守り続けている。 業界における大手メーカーではあるが、競合するクボタや井関農機(以下ヰセキ)と異なり、2020年(令和2年)時点でも非上場である。 マスコットキャラクターは、ヤン坊とマー坊で、1959年(昭和34年)より同社イメージ・CMソング「ヤン坊・マー坊の歌」や、かつて日中の夕方や夜に放送されていた天気予報番組「ヤン坊マー坊天気予報」(冠番組)のタイトルにも冠している[注 3]。
概要