ヤング・スーパーマン
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演 - マイケル・ローゼンバウム[12]、日本語吹替 - 福田賢二スモールビルを支配する大企業「ルーサーコープ」の経営者の息子。9歳の時に隕石落下に遭遇したが、その際に頭髪が全て抜け落ちて禿頭となった。冷酷な父親のライオネルに反発心を抱いているが、その影響も受け、やり手で度胸が据わっており、若くして辣腕の実業家の片鱗を見せる。その父がかなりあくどい手段で土地を取得したため、町の住民からの印象は悪い。唯一の肉親である父親との確執はかなり深いものだったが、同時に家族の愛に飢えてもいた。そのため、自らのクローンから「弟」を作りだしたこともあった。善良でお人よしともいえるクラークとは、水と油のように対照的ではあるが、そのクラークに事故から救われたのをきっかけに友人となる。のちにスーパーマンの宿敵となる悪の天才レックス・ルーサーその人であるが、本作の序盤では冷徹で押しが強い面があるものの、友人への信義は守る、むしろ好青年である。その彼が、なぜ悪の道に走りクラークの宿敵となるか、というのも本作の謎の一つであった[13]。「視力を失った代わりに、未来予知能力を得た」隕石超能力者である老婦人カサンドラは、レックスの未来を見たが、スーパーマンの宿敵になった姿を見て、ショック死してしまう。このエピソードからは、将来の冷酷なレックス像が暗示されていた。クラークの秘密を探るために、どんな犠牲も厭わず、あらゆる手段を使った。そして、シーズン7でついに彼の正体を突き止めることに成功し、北極にある要塞で彼と対峙し、友人でもあった彼に対する愛憎入り混じった心情を爆発させた。レックスはシーズン7までレギュラー[14]だったが、その後、要塞の崩壊とともに行方不明になる。生き延びてはいたものの、重傷を負っていた。スーパーパワーを得たラナとクラークが結ばれた際、両者を引き裂いた後で、オリバーに殺されている。以後、何度かクローンが登場したが、年齢が違う(つまり役者が違う)。ファイナルシーズン最終回には、複数のクローンを合成し、ダークサイドと契約したライオネルを犠牲にして元のレックスとして再生する。しかし、死に際のテスにより過去の記憶を消し去られてしまった。2018年には次期大統領候補に選出されている。
クロエ・サリバン[15]
演 - アリソン・マック、日本語吹替 - 永田亮子デイリープラネットの記者。隕石の影響で傷を癒す能力を持っている。クラークとはスモールビル高校のクラスメイトで、親友でもある。隕石落下事件以降にスモールビルで多発している怪事件についての情報を収集しており、超常現象に関する知識が深い。長年クラークに好意を抱いていたが、当の本人にはまったく気付いてもらえず、また、彼がラナを何よりも愛していることを悟り、思いを残しながらも身を引いた。その後、就職したデイリー・プラネットの同僚であるジミー・オルセンと付き合い結婚する。スモールビル高校時代は学校新聞「トーチ」の編集長を務めていた。シーズン3では「ロイス・レイン」というペンネームでデイリー・プラネットに記事を書いた。ロイスとクロエは従姉妹同士だが、クロエいわく、「ロイスはジャーナリズムには縁がない(ので無断借用しても問題ない)」とのことである。
ロイス・レイン
演 - エリカ・デュランス、日本語吹替 - 園崎未恵シーズン4からのレギュラーで、原作・映画などを通してスーパーマンを代表するヒロインの一人。クロエの従姉妹であり、爆発に巻き込まれたクロエの真相を追ってスモールビルにやって来た。厳格な軍人の父に育てられたため、男勝りの武術やサバイバル術を身に付けている。正義感・好奇心・探究心が強く、どこにでも忍び込む特技も持っている。学生時代にクロエを手伝ったことから、ジャーナリズムに興味を持つようになり、記者を志すようになる。オリヴァー・クィーンと付き合っていたことがある。本作ではクラークより1学年上という設定。
オリバー・クィーン
演 - ジャスティン・ハートリー、日本語吹替 - 加瀬康之クィーン工業を率いる若き大富豪で、レックスのかつての同級生。表の顔は実業家だが、英雄グリーンアローとしての別の顔も持っている。超能力は有していないが、弓術に長けており、特殊仕様の矢を使いこなす。初登場はシーズン6の「新しい能力」。子どもの頃にライオネルにより両親を失い、クィーン工業を継いだ。一時期、ロイス・レイン、テス・マーサーと恋人関係だった。次第にクラークと仲良くなっていき、彼を助けるようになる。オリバー・クイーン/アロー(演 :スティーヴン・アメル)を主人公とするテレビドラマARROW/アロー』が2012年秋に放送開始となったが[16]、本作との関連性はない。
ジミー・オルセン
演 - アーロン・アシュモア[17]、日本語吹替 - 佐藤拓也デイリー・プラネット社のカメラマン。本人が登場するのはシーズン6の第1話からだが、名前だけはシーズン4のクロエのセリフの中にあった[18]クロエと付き合い結婚するが、彼女とクラークやデイビスとの関係などから次第にすれ違うようになり、結局別れてしまう。別離後は職にあぶれ薬にも手を出し、その金欲しさにクロエやオリバーから金を盗ろうとするなど荒んだ生活を送っていたが、クラークやデイビスの正体を知ったことにより、クロエの真意を理解し再び彼女との愛を取り戻す。しかし、その矢先、そのことに逆上したデイビスに襲われたクロエを庇い、彼と相打ちという形で命を落とす。漫画や映画のジミーとは異なり、クラークを「ミスター・ケント」ではなく「CK」(Clark Kentの頭文字)と呼ぶなど、ほぼ対等の立場にある。ただし、従来の作品でのジミーと同一人物ではないことを示唆する描写が、葬儀のシーンであった(弟が登場し、カメラを受け継いだ)。
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