たとえば日本相撲協会のモンゴル国出身力士のプロフィール[1]では、「ドルゴルスレン・ダグワドルジ」のように、多くの力士において、属格助字「-イーン」「-ギーン」が省略される。朝赤龍、鶴竜らの力士は日本国の籍取得にあたりモンゴル名をそのまま日本名としたが、「力士プロフィール」にも用いた属格を省略した表記で帰化を申請し、官報にもこの表記で掲載された。ただし日本相撲協会のプロフィールでは、本人を父の名で呼称する例はみられない。 「東京2020」で2021年7月24日に開催された柔道女子48kg級では、銅メダリストとなったムンフバティーン・オラーンツェツェグ選手が、フルネームで「ムンフバト・ウランツェツェグ」とカナ表記され、試合や表彰式の実況中継・報道などで言及される際には本人の名「ウランツェツェグ(オラーンツェツェグ)」ではなく、父の名「ムンフバト」で呼ばれ続けた。『Yahoo!Japan』が提供する「オリンピック選手団一覧/TOKYO2020 Olympic Paralympic Guide」では、モンゴル国選手団の全選手について、父の名と本人の固有名の配列の順序を「(本人の固有名)・(父の名)」と入れ替えて表示したうえ[注釈 2]、選手の個人ページでは、ローマ字表記部分では父(または母)の名のみを表示している[注釈 3]。 歴史学[注釈 4]や国際ニュース報道[注釈 5]、映画[注釈 6]などの分野では、このような慣例は確立されていない。
東京2020
その他の分野
脚注[脚注の使い方]
注釈^
「浅見八瑠奈<女子48級試合結果<2013年リオデジャネイロ世界柔道選手権大会/国別団体戦<日本代表試合結果
^
「モンゴル
^
カナ表記:ウランツェツェグ・モンフバット/ローマ字表記:MUNKHBAT U
表
話
編
歴
人名
総論
氏名
名字
氏
姓
本姓
カバネ
姓氏
ミドルネーム
父称
家名
イニシャル
改名
個人名
幼名
字
諱(実名)
仮名
諡
童名 (琉球諸島・奄美群島)
文化・民族・国・地域別の人名
姓/名字
奄美群島の名字
ウクライナ人の名字
沖縄県の名字
漢姓
台湾の姓
朝鮮人の姓の一覧
ベトナム人の姓の一覧
アイスランド人の名前
アイヌ名
イタリア人の姓名
インド人の名前
ウクライナ人の名前
ウズベキスタンの人名
キクユ族の名前
古代ローマの人名
タイの人名
朝鮮人の人名
ハンガリー人の姓名
ベトナムの人名
モンゴル人の名前
ユダヤ人の姓名
宗教名
阿弥 (法号)
法名 (浄土真宗)
戒名
洗礼名
修道名
ホーリーネーム
職業名
ペンネーム
ハンドルネーム
号 (称号)
雅号
芸名
登録名
出世名
四股名
ビジネスネーム
スレイブネーム
仮名 (人名)
匿名
偽名
通称
愛称
通名
コードネーム
変名
カテゴリ