モノのインターネット
[Wikipedia|▼Menu]
また、三種の神器[37]パーフェクト ストームとも例えられた[38]

2019年12月18日、Appleアマゾングーグル、ZigBeeアライアンス(英語: ZigBee#ZigBee Alliance)は、スマートホームデバイス互換性向上の取り組みで連携すると発表した。Connected Home over IP[39]と称するプロジェクトの目標は、デバイスメーカー各社の開発業務を簡素化し、コンシュマーのために互換性を高めることを可能にする[40]
ユビキタスネットワークの後継

IoTはユビキタスネットワークの後継といえる[41]国際電気通信連合 (ITU) は2015年に、ユビキタスネットワークやIoTの起源となったオープンアーキテクチャTRONを提唱したとして、坂村健に150周年賞を与えている[42]

ユビキタス以外にも「パーヴェイシヴ・コンピューティング (Pervasive computing)」「カームコンピューティング」「サイバー・フィジカル・システム」「マシンツーマシン」「オンライン・ツー・オフライン」と様々な言葉を包括している[43][44]ビッグデータ人工知能シェアリングエコノミーも関連しており、坂村健は「アグリゲート・コンピューティング」「インターネット・オブ・サービス」[45]を提唱している[46]。「Internet of Everything」「Analytics of Everything」[47]「Smart Everything」ともいう[48][49][50]。また、循環型経済(サーキュラー・エコノミー)とも結びついている[51]

坂村健は、IoTがビッグデータを生成してフィンテックの基盤の1つとなるとし、Web2.0に準えてフィンテックを「経済2.0」とし、「社会2.0」には、「経済2.0」が必須となり、その先には社会を自動運転できる、とする[52]
IoTデバイスインターネットに接続されたスマートセンサー
(人や動物の動きを検出する)

ここでいう「モノ(物)」をIoTデバイスという[53]センサアクチュエータなどが、動的拡張・有機的接続・自律協調・多様性を持つ[54]。業界の方向としてニューラルネットワークハードウェアアクセラレーションへと進んでいる[55]

スマートデバイスのようにIPアドレスを持つものや、IPアドレスを持つセンサーから検知可能なRFIDタグを付けた商品(コンピュータを組込まない二次元コードも含まれる)[56]、IPアドレスを持った機器に格納されたコンテンツのことである[57]マシンツーマシンスマートメーターは良い例である[58]

「第1段階:見える化」「第2段階:制御」「第3段階:最適化・効率改善の自動化」となる[59]。複数のフェーズがあり、IoT-Iではモノ・人工物、IoT-IIでは生物、IoT-IIIではデータ・プロセス、IoT-IVではあらゆるモノが接続される[60]
通信方式

IoTを実現するために様々な通信方式が提案されている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:69 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef