『モスキート・コースト』(The Mosquito Coast)は、ポール・セローが1982年に発表した小説を原作として制作された1986年のアメリカ映画。
ハリソン・フォードとリバー・フェニックスが親子役で共演して話題になった。 アメリカの管理された文明社会を嫌悪する発明家のアリー・フォックスは、家族六人で中米のホンジュラスに移住した。そこは、"モスキート・コースト"と呼ばれる未開の密林で、何も無い地に理想の生活を築き上げるというのがアリーの夢だった。 栽培用の種を保存するために氷が必要になり、発明家の才能を発揮して巨大製氷器を作り上げたが、ある日から居座りを続けた武装集団を殺害する際に製氷器が爆発、多量のアンモニアが流出しジャングルを汚染してしまう。ジャングルを出て不安定な生活を続ける一家は、信念を貫こうとする父親に振り回されるようになり、家族の信頼関係は次第に崩壊していくのだった。
ストーリー
キャスト
ハリソン・フォード:アリー・フォックス
ヘレン・ミレン:アリーの妻
リバー・フェニックス:長男チャーリー
ジャドレーン・スティール:次男ジェリー
ヒラリー・ゴードン:双子の娘エイプリル
レベッカ・ゴードン:双子の娘クローバー
コンラッド・ロバーツ:現地案内人ハディ
マーサ・プリンプトン:エミリー・スペルグッド
スタッフ
監督:ピーター・ウィアー
原作:ポール・セロー
脚色:ポール・シュレイダー
音楽:モーリス・ジャール
関連項目
モスキート海岸
出典^ “The Mosquito Coast (1986)
外部リンク
モスキート・コースト - allcinema
⇒モスキート・コースト - KINENOTE
The Mosquito Coast - オールムービー(英語)
The Mosquito Coast - IMDb(英語)
表
話
編
歴
ピーター・ウィアー監督作品
1970年代
キラーカーズ/パリを食べた車(1974)
ピクニックatハンギング・ロック(1975)
ザ・ラスト・ウェーブ(1977)
ザ・プラマー/恐怖の訪問者(1979)
1980年代
誓い(1981)
危険な年(1982)
刑事ジョン・ブック 目撃者(1985)
モスキート・コースト(1986)
いまを生きる(1989)
1990年代
グリーン・カード(1990)
フィアレス(1993)
トゥルーマン・ショー(1998)
2000年代
マスター・アンド・コマンダー(2003)
2010年代
ウェイバック -脱出6500km-(2010)
カテゴリ
表
話
編
歴
ポール・シュレイダーのフィルモグラフィ
監督
ブルー・カラー/怒りのはみだし労働者ども(英語版)(1978)
ハードコアの夜(1979)
アメリカン・ジゴロ(1980)
キャット・ピープル(1982)
Mishima: A Life in Four Chapters(1985)
愛と栄光への日々(1987)
テロリズムの夜/パティ・ハースト誘拐事件(英語版)(1988)
迷宮のヴェニス(英語版)(1990)
ライト・スリーパー(英語版)(1992)
魔界世紀ハリウッド(1994)
Touch タッチ(英語版)(1997)
白い刻印(1997)
人妻(英語版)(1999)
ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター(2002)
ドミニオン(英語版)(2005)
The Walker(2007)
囚われのサーカス(英語版)(2008)
ザ・ハリウッド(2013)
ラスト・リベンジ(2014)
ドッグ・イート・ドッグ(2016)
魂のゆくえ(2017)
カード・カウンター(2021)
Master Gardener(2022)
脚本のみ
ザ・ヤクザ(1974)
タクシードライバー(1976)
愛のメモリー(1976)
ローリング・サンダー(1977)
オールドボーイフレンズ(英語版)(1979)
レイジング・ブル(1980)
モスキート・コースト(1986)
最後の誘惑(1988)
訣別の街(1996)
救命士(1999)