日本の竹とは異なる支那の竹が原料であることから、日本語では元来「支那竹」と呼ばれていた。「メンマ」という名称は、台湾出身で丸松物産創業者の松村秋水が第二次世界大戦後に考案したものである[6][7][8][9]。語源は「ラーメン上のマチク」で、中華民国政府の抗議を受けての命名とされる[10][11]。麺料理に載せる細切りの具材を指す「麺碼児」(ミエンマール、繁体字: ?碼兒、簡体字: 面?儿、.mw-parser-output .pinyin{font-family:system-ui,"Helvetica Neue","Helvetica","Arial","Arial Unicode MS",sans-serif}.mw-parser-output .jyutping{font-family:"Helvetica Neue","Helvetica","Arial","Arial Unicode MS",sans-serif}?音: mianm?r)がマチクに固定化したという異説もある。
当時著名だった整髪料「メヌマポマード」に似ているとして登録商標が認められず、1968年に桃屋が商品名として採用し、テレビCMで宣伝したことによって広く普及した[6][12]。現在では支那竹よりも一般的な呼称として定着している。
台湾ではメンマを筍乾、筍絲、筍茸、筍尾片などと呼ぶ[13]。沖縄では筍絲(スンシー)と呼び、柔らかく水煮された状態のものが販売されていて、豚の三枚肉とともに炒り付けたスンシーイリチーなどとして食べられている。台湾や中国大陸には、メンマを汁かけ麺の具材として使う習慣がない。お弁当の付け合せとしてよく使われている[14]。
脚注[脚注の使い方]^ “麺麻とは - コトバンク