1924年の創業当時からライオンが登場するオープニングロゴを使用、「レオ・ザ・ライオン(Leo the Lion
)」の愛称で親しまれている。創業開始当初は吠えなかったが、トーキー映画が主流になってきてからは吠えるようになった。一時期ライオンのシルエット静止画を意匠としたものも使われた(『The Subject Was Roses』・『2001年宇宙の旅』のみで使用)が、すぐにライオンが吠えるものに戻している(MGMレコードのロゴに残された)。1991年以前は日本ヘラルド映画(現:KADOKAWA)とポニーキャニオン(1987年10月までは株式会社ポニー)のかつての共同出資会社であった「株式会社ヘラルド・ポニー」が日本国内におけるMGM映画作品の映像ソフトを発売し、ポニーキャニオンが販売を担当した。同年以後はMGM傘下のユナイト映画作品を1983年から担当していたワーナー・ホーム・ビデオ(初代:ワーナー・パイオニア株式会社→2代目:ワーナー・ブラザース映画会社→ワーナー・ブラザース・ジャパン・インコーポレーテッド)へ発売・販売権を移行し、1999年まで続いた。ただし、先述のワーナー・ブラザース・ディスカバリーが所有する1986年5月以前のMGM作品などにおいては現在も後身のワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント(以下WBHE、ワーナー ブラザース ジャパン)から発売されている。
2000年からは海外配給権がUIPから20世紀フォックス映画(現:20世紀スタジオ)への変更に併せて、MGM(1986年5月以後)、ユナイト、オライオン・ピクチャーズ(1982年以後)など各作品のソフト発売・販売権は20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン[注 12]へ移行し、2020年6月30日の契約解消まで続いた[注 13]。なおソニー他、投資家グループが買収した2005年 - 2015年の間、一部の作品においてはソニー・ピクチャーズ エンタテインメントから発売・販売されていた[注 14]。
2020年11月11日から現在はWBHEが再びソフト発売、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンが販売を担当。移行後は『007』シリーズ、『レインマン』、『羊たちの沈黙』など旧作を中心にリリースし、2023年6月7日には、ワーナー・ブラザース映画による海外配給変更後初の作品である『ボーンズ アンド オール』が発売された。