アニメショップのマスコットキャラから派生しメディアミックスした物もあり、ブロッコリーが展開する「ゲーマーズ」の『デ・ジ・キャラット』とアニメイトの『アニメ店長』がある。前者はブシロードの設立者で、『ミルキィホームズ』・『カードファイト!! ヴァンガード』・『BanG Dream!』といった名作メディアミックスを数多く手掛けた木谷高明が最初に手掛けたメディアミックスであり、テレビアニメ化、アニメ映画化、ドラマCD化、漫画化、ライトノベル化している。ブシロードと共同でリメイクもなされた。後者はドラマCD化、漫画化、アニメ化[注釈 16]しており、また『らき☆すた』に一部キャラクターが登場するなど他作品とのタイアップも果たしている。
現実のアイドルグループの活動と平行したメディアミックスもあり、2000年から2004年まで活動した『ミニモニ。』などがある。この頃はモーニング娘。の全盛期で、これらの人気が女児にまで行き届いたこともあり、最初から女児向けの姉妹グループとして作られ、女児の支持をミニモニ。に分散する狙いで結成された経緯がある。メディアミックスに使われているのは当時の小学館プロダクションが手掛けた2頭身に作られた海外のアニメーションをモチーフとしたキャラクターが主であり、アニメ作品は殆ど無く、キャラクターグッズを主に展開していた。漫画化やビデオゲーム化もなされた。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ KADOKAWA、スクウェア・エニックスなど。
^ この場合、実写映画版の方が成功するのが一般的だが、『進撃の巨人』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『テラフォーマーズ』などのようにテレビアニメ版の方が成功する例外もある。その戦略のため、『テルマエ・ロマエ』のテレビアニメ版は実写映画版を意識した作風で、当初から全3話と短話の構成だった。