メディアミックス
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2014年2月にiOS向けアプリゲームとして配信開始した『Tokyo 7th シスターズ』をプロジェクトの第一弾[33]として、その後、楽曲・ライブ[注釈 14]、さらには小説・漫画と他媒体での展開も広げている。2017年にはアニメーションMVを発表[34]する形でアニメーション化プロジェクトも始動した。一番更新頻度が高いアプリゲームを原作とみなすことも可能ではあるが、2017年現在、プロジェクトの原作者が総監督としてメディア展開全てに関わっている[注釈 15]ため、更新されていくプロジェクトすべてを「原作」と考える方が妥当である。
けものフレンズ
2015年にゲーム配信が最初にスタートし、その後漫画・テレビアニメと他媒体に進出しているが、あくまでゲーム・漫画・テレビアニメは同時に並行して企画が進められたため、ゲームが原作ではなくプロジェクトそのものが原作となっている。
BanG Dream!プロジェクト
ブシロードが2015年に発表したメディアミックス自体を原作とし、漫画及び小説作品がストーリー上における原作となっている。アニメ、ゲーム、漫画、声優陣が実際に演奏するリアルライブなどを展開している。本作は、ブシロードグループ全体におけるIPの売上高トップとなっており、アプリゲームのユーザー数も国内で1000万人を超えている[36][37]。原作となった漫画及び小説作品とそれ以降の作品とでは世界観・各種設定が異なるが多くの要素が引き継がれている。原作漫画・小説以降に展開される作品の世界観設定・シナリオはアニメ・ゲーム・漫画のシナリオライター陣が連携し、繋がりのある連動した設定・ストーリーを展開している。
ブラックチャンネル
Plott制作の簡易アニメ動画YouTubeチャンネルと、月刊コロコロコミック掲載の漫画作品との同時進行によるもので、このプロジェクト自体が原作である。きさいちさとしがキャラクターデザインと漫画作品の執筆を担当した。このプロジェクトのIPはPlottにあるため、それ以降、コロコロコミックには『テイコウペンギン』等の他チャンネルキャラが客演するようになっている。基本的に両者ともストーリーこそ別々だが、片移動もあり、Plottがお家芸とした不定期にアップロードされるストーリー編(他チャンネルでも実施されている)は、漫画作品を原作としている。
その他

アニメショップのマスコットキャラから派生しメディアミックスした物もあり、ブロッコリーが展開する「ゲーマーズ」の『デ・ジ・キャラット』とアニメイトの『アニメ店長』がある。前者はブシロードの設立者で、『ミルキィホームズ』・『カードファイト!! ヴァンガード』・『BanG Dream!』といった名作メディアミックスを数多く手掛けた木谷高明が最初に手掛けたメディアミックスであり、テレビアニメ化、アニメ映画化、ドラマCD化、漫画化、ライトノベル化している。ブシロードと共同でリメイクもなされた。後者はドラマCD化、漫画化、アニメ化[注釈 16]しており、また『らき☆すた』に一部キャラクターが登場するなど他作品とのタイアップも果たしている。

現実のアイドルグループの活動と平行したメディアミックスもあり、2000年から2004年まで活動した『ミニモニ。』などがある。この頃はモーニング娘。の全盛期で、これらの人気が女児にまで行き届いたこともあり、最初から女児向けの姉妹グループとして作られ、女児の支持をミニモニ。に分散する狙いで結成された経緯がある。メディアミックスに使われているのは当時の小学館プロダクションが手掛けた2頭身に作られた海外のアニメーションをモチーフとしたキャラクターが主であり、アニメ作品は殆ど無く、キャラクターグッズを主に展開していた。漫画化やビデオゲーム化もなされた。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ KADOKAWAスクウェア・エニックスなど。
^ この場合、実写映画版の方が成功するのが一般的だが、『進撃の巨人』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『テラフォーマーズ』などのようにテレビアニメ版の方が成功する例外もある。その戦略のため、『テルマエ・ロマエ』のテレビアニメ版は実写映画版を意識した作風で、当初から全3話と短話の構成だった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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