同時進行で展開されたケースも含む。
ゾイド
1982年にトミーが展開を開始したSFプラモデルのシリーズが原作。当時からジオラマ、漫画、ゲームなどのメディア展開は行われていたが、テレビアニメ化が実現したのは、その複雑なデザインを表現可能な3DCGが年を追う毎の最大ポリゴン数増加による各種映像作品への応用に達した1999年に製作した『ゾイド -ZOIDS-』である[注釈 11]。1990年代前期の人気終息後、長らく展開休止状態にあったが、同作の製作に端を発したのを機に原作シリーズも同時進行の形で展開を再開され、その後も原作の商業展開に合わせて様々なテレビアニメシリーズやメディア作品が作られている。
ミニ四駆
タミヤから展開する四輪駆動の競技用電動自動車模型であり、それを基にしたゲーム作品(レーサーミニ四駆 ジャパンカップなど)や児童向け漫画作品が多数作られ、それに登場した車体を実際のミニ四駆として逆展開されたが、そのうち、第一次ブームを牽引した『ダッシュ!四駆郎』[注釈 12]と、第二次ブームを牽引した『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』がテレビアニメ化された。前者は広告代理店の意向で予定通りの放送終了を迎えた結果、第一次ブームの終息に直接繋がったこともあり、後者は小学館プロダクション自体が広告代理店としての性格を兼ねた戦略を採り、ブームが終息するまで放送を続けたこともあり、この試みは成功し、ゲーム、ドラマCD(爆走兄弟レッツ&ゴー!!GIRL)、玩具、菓子、文房具といった多数の数珠繋ぎ作品を世に送り出した。
アサルトリリィ
アゾンインターナショナルが2015年から展開するアニメフェイスのドールシリーズを基に、ブシロードの手によってメディアミックスに発展させたもの。キャラクターボイスにBanG Dream!シリーズで発掘した声優陣が多く起用されている。原作シリーズとメディアミックス版(全作共通)とで別々のロゴタイプを用いる。
赤い光弾ジリオン
ミクロマン・マグネパワーズ
トランスフォーマー (2007年の映画)
ゴールドライタン
新幹線変形ロボ シンカリオン
タカラトミーがジェイアール東日本企画や小学館集英社プロダクションと協力した3社原案によるプロジェクトとして、2015年に発売された新幹線車両がリアルなロボットに変形するスタイルのプラレールにおけるサブシリーズが原作。2018年から放送されたテレビアニメ以降では原作玩具から設定やデザインが一新され、2019年には劇場版アニメも公開された。漫画化、アーケードゲーム化もされている。