漫画化・ゲーム化・映画化・ノベライズなど。アニメの場合、原作者が個人(自然人)名義でクレジットされることはほとんどなく、合同のペンネーム(擬人名称)か法人名義(アニメ制作会社など)か製作委員会のチーム名でクレジットされることが多い。これは著作権登録の際、法人名義が認められず、個人名義でなければならない時期があった頃の名残として残されていることに起因する[注釈 4]。
宇宙戦艦ヤマト
後年のアニメ作品等において多大な与えたメディアミックスの先駆け的な存在。主に漫画、ライトノベル、ラジオドラマ、実写映画化、リメイク等数多く展開されている。
天地無用! シリーズ
OVA『天地無用! 魎皇鬼』を基にテレビアニメ化、ノベライズなど多数。スピンオフ作品も存在。
テレビドラマが原作
男はつらいよ
世間的には松竹の手によって山田洋次監督の基に製作された日本映画シリーズのイメージが強いが、厳密には1968年 - 1969年にかけてフジテレビで放送されたテレビドラマを基に、終了同年の1969年 - 1995年にかけて映画化されたもの。原作の頃から主演を務めた渥美清(車寅次郎・寅さん)のライフワークとして知られる。シリーズ終了後の1997年と2019年には外伝も製作された。
牙狼シリーズ
2005年に放送され、製作委員会主導の体制やビデオグラム版の販売を重視した戦略など、深夜アニメと同じ手法を採用した深夜特撮作品の『牙狼<GARO>』が原作。それ以前はマイナー作品だったが、2008年にリリースしたパチンコ機種である『CR牙狼』が販売元で中小パチンコメーカーに過ぎなかったサンセイアールアンドディの予想を多く上回る程の売上を記録したのを境にメディアミックスに積極的となる。そのため、主な収益源がサンセイによるパチンコ・パチスロ機種と、メディアミックス作品にしては珍しいパターンであり、それ以降に製作した原作シリーズのドラマや映画にもサンセイ自身が製作委員会に参加するようになり、作品が作られる度にパチンコ機種が必ず作られている。サンセイ自体も原作の著作権を管理しているため、外部版権をマスコットとしている企業でもある。
めんたいぴりり
2013年に製作・放送されたテレビ西日本(TNC)開局55周年記念のスペシャルドラマが基で、朝鮮・慶尚南道釜山府[注釈 5]在住時代から1970年代までにおける川原俊夫の人生を基にしたフィクション作品。