メディアミックス
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漫画雑誌によっては、アニメ化しか認められていない事例もあるので、掲載誌をウェブコミック配信サイトなどの名義に変更することで実写作品が作られている例[注釈 3]も存在する。
鉄腕アトム
同名の漫画を特撮ドラマ化、テレビアニメ化(第1作第2作第3作)、CGアニメ映画化された。アニメ第1作は、「日本初の1話あたり30分の連続テレビアニメ」といわれることが多い。公式アレンジ作品として、『PLUTO』や『アトム ザ・ビギニング』がある。詳しくは該当項目を参照。
サブマリン707
プラモ化による展開が漫画の人気を後押ししたという、後年の『機動戦士ガンダム』に先駆けた成功例である。当時非常に高い人気を誇り、ソノシートでイメージソングも発売されたが、アニメ化自体は頓挫している。
まんが日本史
小学館の『少年少女日本の歴史シリーズ』をアニメ化したもので、絵面こそ原作と異なるため、企画・協力扱い。児童向け学習漫画を原作としたアニメ作品は珍しい方である。
KAIKANフレーズ
漫画『快感?フレーズ』をアニメ化、作中のロックバンド「Λucifer」が実際にデビューし話題になった。
釣りバカ日誌
実写映画シリーズが約20年に渡って制作され、テレビアニメ化、実写ドラマ化もされた。
遊☆戯☆王
同名の漫画をテレビアニメ化。また、作中で登場したカードゲームを中心として、実際にカード化やゲーム化なども展開されると、再びアニメ化。特にトレーディングカードのヒットは国内だけでなく、海外でも展開された。これらは後継作品にも引き継がれている。
アニメが原作

漫画化・ゲーム化・映画化・ノベライズなど。アニメの場合、原作者が個人(自然人)名義でクレジットされることはほとんどなく、合同のペンネーム(擬人名称)か法人名義(アニメ制作会社など)か製作委員会のチーム名でクレジットされることが多い。これは著作権登録の際、法人名義が認められず、個人名義でなければならない時期があった頃の名残として残されていることに起因する[注釈 4]
宇宙戦艦ヤマト
後年のアニメ作品等において多大な与えたメディアミックスの先駆け的な存在。主に漫画、ライトノベル、ラジオドラマ、実写映画化、リメイク等数多く展開されている。
天地無用! シリーズ
OVA『天地無用! 魎皇鬼』を基にテレビアニメ化、ノベライズなど多数。スピンオフ作品も存在。
テレビドラマが原作
男はつらいよ
世間的には松竹の手によって山田洋次監督の基に製作された日本映画シリーズイメージが強いが、厳密には1968年 - 1969年にかけてフジテレビで放送されたテレビドラマを基に、終了同年の1969年 - 1995年にかけて映画化されたもの。原作の頃から主演を務めた渥美清(車寅次郎・寅さん)のライフワークとして知られる。シリーズ終了後の1997年2019年には外伝も製作された。
牙狼シリーズ
2005年に放送され、製作委員会主導の体制やビデオグラム版の販売を重視した戦略など、深夜アニメと同じ手法を採用した深夜特撮作品の『牙狼<GARO>』が原作。それ以前はマイナー作品だったが、2008年にリリースしたパチンコ機種である『CR牙狼』が販売元で中小パチンコメーカーに過ぎなかったサンセイアールアンドディの予想を多く上回る程の売上を記録したのを境にメディアミックスに積極的となる。そのため、主な収益源がサンセイによるパチンコ・パチスロ機種と、メディアミックス作品にしては珍しいパターンであり、それ以降に製作した原作シリーズのドラマや映画にもサンセイ自身が製作委員会に参加するようになり、作品が作られる度にパチンコ機種が必ず作られている。サンセイ自体も原作の著作権を管理しているため、外部版権をマスコットとしている企業でもある。
めんたいぴりり
2013年に製作・放送されたテレビ西日本(TNC)開局55周年記念のスペシャルドラマが基で、朝鮮慶尚南道釜山府[注釈 5]在住時代から1970年代までにおける川原俊夫人生を基にしたフィクション作品。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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