2022年6月17日に公開された[22]。監督は狩山俊輔、脚本は岡田惠和、主演は芦田愛菜[23]。
劇中に登場するボーイズラブ漫画『君のことだけ見ていたい』の作画は、ボーイズラブ漫画作品を手がける漫画家のじゃのめが担当。「できる限り原作に寄り添うこと」と、「オーソドックスでロマンチックなもの」を意識して描かれている[22]。
2022年4月には原作者の鶴谷により映画の撮影現場レポート漫画が描き下ろされ、映画の公式Twitterにて発表されている[24]。 KINENOTEの「キネ旬Review」で日本経済新聞社の編集委員である古賀重樹が執筆した主演の芦田についての「すでに少女ではないけれど、性的な魅力にあふれるというわけでもない。そんな中途半端な年ごろの感情を、実に理知的に表現している」というコメントが批判を浴びた[29]。 2022年6月19日、日本テレビ系列で公開記念特別番組「?芦田愛菜のメタモルフォーゼ?」が放送された。12年前に放送されドラマ『Mother』のオーディション映像から2022年時の本映画の撮影裏側など芦田愛菜の変化(メタモルフォーゼ)を振り返る番組となっている。
キャスト
佐山うらら:芦田愛菜
市野井雪:宮本信子[23]
河村紡 : 高橋恭平(なにわ男子)[25]
コメダ優 : 古川琴音[25]
橋本英莉 : 汐谷友希[25]
佐山美香 : 伊東妙子[25]
ちまき : 菊池和澄[25]
まさき : 大岡周太朗[25]
花江 : 生田智子[25]
沼田 : 光石研[25]
スタッフ
原作:鶴谷香央理『メタモルフォーゼの縁側』(KADOKAWA)
監督:狩山俊輔
脚本:岡田惠和
音楽:T字路s
主題歌:うららと雪「これさえあれば」[26]
劇中漫画:じゃのめ[27]、鶴谷香央理
製作:沢桂一、鳥羽乾二郎、長澤一史
エグゼクティブプロデューサー:伊藤響
プロデューサー:河野英裕[25]、谷戸豊、大倉寛子
撮影:谷康生
照明:白鳥友輔
録音:高島良太
美術:小池寛
美術デザイン:内田哲也
装飾:寺原ゴイチ
編集:木村悦子
音響効果:佐藤祥子
記録:黒木ひふみ
スタイリスト:三好マリコ、宮本茉莉
ヘアメイク:金山貴成
助監督:保母海里風
制作担当:宇佐美晴久
配給宣伝統括:小嶋功一
宣伝プロデューサー:滝口彩香
特別協力:Hulu
配給:日活
制作プロダクション:日テレアックスオン
製作幹事:日本テレビ放送網
製作:「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
受賞
第14回TAMA映画賞
特別賞(芦田愛菜、宮本信子、及びスタッフ・キャスト一同)
第32回日本映画批評家大賞 作品賞[28]
評価
記念特番