メイジー・ヒロノ
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小学校1年生まで睦合村村立小学校に通う[2]。1955年、母親が酒乱でばくち打ちの夫から逃れる形で3人の子供を連れ、ハワイに移住したのを契機に[1]、8歳の時からホノルルで育つ。貧しかったため裸足で小学校に通学し、新聞配達などをして家計を助けた。1959年にアメリカに帰化した[3]

ハワイ大学マノア校心理学を学び1970年卒業、その後ワシントンD.C.ジョージタウン大学ローセンター(法科大学院)を1978年修了、弁護士資格を取得した。1980年から1994年までハワイ州下院議員を務め、120以上の法案を通した。1994年からベン・カエタノ知事の下で副知事を2期務めた。カエタノはフィリピン系として初めての州知事であり、彼女自身もまた日系人一世としては初めての副知事だった。2002年のハワイ州知事選挙に民主党から立候補し、共和党女性候補リンダ・リングルと戦ったが惜敗した。2006年、連邦下院議員選挙にハワイ州第2選挙区で民主党から立候補し当選、2008年と2010年の選挙でも再選された。2012年、ハワイ州選出の連邦上院議員選挙に出馬、共和党候補は前知事のリンダ・リングルで10年前の知事選の再現となったが、今回は大差で当選、アジア系女性初のアメリカ上院議員となった[1][3]

2017年、上院に上程されたオバマケア撤廃案について「オバマケアの撤廃は、この国の何百万人もの人を苦しめることになる。特にその影響を受けるのは、最も重病で、最も貧しい人々だ」と述べ、反対投票を求めた。腎臓がんの病体を押して出席した議会では3人の共和党議員が反対票を投じ、賛成49対反対51で撤廃案は否決された[4]
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アイリーン・ヒラノ・イノウエと(2013年11月20日)

エリザベス・ウォーレンエイミー・クロブシャーパティ・マレー、リリー・レッドベターらと(2014年1月28日)

ロレッタ・リンチと(2015年4月23日)

ドリス・マツイと(2015年4月29日)

脚注^ a b c “日系ヒロノ氏、米上院議員に アジア系女性初”. 47NEWS (全国新聞ネット). (2012年11月7日). ⇒オリジナルの2013年5月1日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/FeGt8 2012年11月7日閲覧。 
^ その小学校のピアノは、ハワイ睦合村村民会から寄贈されたもの。
^ a b “日本出身の女性、米国選挙史に名を刻む?今度は上院当選の公算”. Japan Real Time (ウォール・ストリート・ジャーナル). (2012年11月7日). ⇒オリジナルの2015年2月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150227140351/http://realtime.wsj.com/japan/2012/11/07/日本出身の女性、米国選挙史に名を刻む%ef%bc%8d今度は/ 2012年11月7日閲覧。 
^ “ ⇒全米が泣いた「日系アメリカ人議員」の正体”. 東洋経済オンライン. 東洋経済新報社 (2017年8月8日). 2018年1月18日閲覧。

関連項目

以下はアメリカ合衆国の州政府や連邦政府の議員の構成に関するページである。

連邦議会に占めるアジア系ならびに太平洋諸島系の議員一覧
(英語版)

女性の州副知事の一覧(英語版) 全50州中40州で女性副知事を選出。現役22名(代理を除外)

少数民族出身の州知事と副知事の一覧(英語) 

国外で生まれた連邦政府上院議員の一覧(英語) 

連邦政府下院の女性議員一覧(英語)


連邦政府上院の女性議員一覧(英語版) 現役25名


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