ミーガン・フォックス
[Wikipedia|▼Menu]
出世作となった『トランスフォーマー』について『エンターテインメント・ウィークリー』のインタビューで「あの映画は演技で勝負する映画でない、これは皆さん百も承知よね」と発言し、マイケル・ベイ監督が演技よりも特殊効果撮影ばかりに力を入れていたと批判した。この発言に対して監督は「いえ、全然気にしていませんよ。それがミーガン・フォックスという人物ですから」と述べ、時々馬鹿げた発言をするミーガンは23歳(当時)の割には人間として未熟であると手厳しいコメントを寄せた[29]

『トランスフォーマー』シリーズ第3作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』では降板したが、第2作『トランスフォーマー/リベンジ』公開時のインタビューで、マイケル・ベイ監督について「ナポレオンみたい。撮影中クレイジーでひどいの。まるでヒトラーよ。っていうかヒトラーそのものね!」とコメントしたことが、ユダヤ系アメリカ人であるスティーヴン・スピルバーグ(製作総指揮)の逆鱗に触れ、キャスト変更を命じたためといわれている。なお、ベイ監督自身は「ミーガンの言うことだから」とコメントについて気にしていないと話し、「映画の現場は彼女が考えるほど甘いものではない」という趣旨の諭すようなコメントを出していた[30][31]
身体

身長については168cmとしているソースが多く見られるものの、元夫のブライアン・オースティン・グリーンと並んだ際に頭部がちょうど肩のあたりに位置していることなどから、実寸は163cmほどであると見積もられ、体重は52kgほどとされている(2011年)[32]強迫性障害であることを告白している[33]
タトゥー2007年

タトゥーマニアであり、計8つのタトゥーを入れている[34]。右側付近に夫ブライアンの名前、右腕にマリリン・モンローの顔[35]、背中の右側にウィリアム・シェークスピアの『リア王』の一節「We will all laugh at gilded butterflies」「there once was a little girl who never knew love until a boy broke her HEART」と漢字で「力」[36]、右手首の内側に太極図、足首より上の下脚の内側に5つの尖った星が重なっている三日月(彼女のタトゥーの中で唯一の色つき)などがある。太極図のタトゥーは消すつもりだと述べていたが、現在も残されている[37]

2009年5月にジョン・F・ケネディ国際空港パパラッチに新たなタトゥーを入れるつもりだと明かした[38]。しかし、母親ダーレンはこれに反対し「ミーガンが40歳になって熟年の役を演じたくなった時に、タトゥーをカバーするのが大変だという理由で役がもらえなくなると思っている」と伝えられている[39]

2009年6月に出演したテレビ番組『The Early Show』の中で自分の恋人となる条件にタトゥーがあることを挙げている[40]



私生活

2004年のテレビ番組共演をきっかけに俳優のブライアン・オースティン・グリーンと交際に発展し、2006年11月に婚約した[41]が、2009年2月婚約解消を発表[42]。婚約解消後も交際は続け、2010年6月に再び婚約を発表。同年6月24日にハワイ島で極秘で結婚式を挙げた[43]。2012年に第1子となる男児を出産[44]。2014年に第2子となる男児を出産している[45]。また、2016年には第3子となる男児を出産した[46]。2020年5月、グリーンが別居を発表[47]。2021年10月、離婚が成立した[48]

映画『Midnight in the Switchgrass』での共演をきっかけにマシン・ガン・ケリーと交際しはじめ、2021年7月に関係を公にした[49]。2022年1月、ふたりは婚約した[50]

男性誌『GQ』のインタビューで、10代のときにストリッパーの女性と恋仲になったことがあると告白した。だがレズビアンであることは否定しており、「人間は男性・女性両方に惹かれる生き物なんだと思う」と語っている[51]。後に雑誌『エスクワイア』の特集記事のインタビューでバイセクシャルであることを告白した[52]

漫画雑誌、アニメ、テレビゲームのファンである。12歳のときに見たテレビアニメがきっかけでM・ターナーが大好きになり、最も好きな漫画はフォックスが「長年の強迫観念のうちの1つ」と語る『Fathom』。日本の漫画、アニメにも関心を示しており、『トランスフォーマー』の日本公開時に受けたインタビューで「『カウボーイ・ビバップ』が大好き。『とっとこハム太郎』や『セーラームーン』は今でも観ているし、漫画も描けます」と発言している[53]。また、『ミュータント・タートルズ』の日本公開時に受けたインタビューでは「『新機動戦記ガンダムW』を見て育った」、「日本に来ると本屋を巡ってマンガ漁りをする」「『美少女戦士セーラームーン』を実写化した場合、自分は年齢的に出演は厳しいだろう」と発言した[54]
フィルモグラフィー
映画

公開年邦題
原題役名備考日本語吹替
2001
ホリデイ・イン・ザ・サン
Holiday in the Sunブリアナ・ウォレスビデオ映画(吹き替え版なし)
2003バッドボーイズ2バッド
Bad Boys IIクラブ・キッズクレジットなし
2004彼女は夢見るドラマ・クイーン
Confessions of a Teenage Drama Queenカーラ・サンティーニ日本劇場未公開甲斐田裕子
2007トランスフォーマー
Transformersミカエラ・ベインズ東條加那子
2008セレブ・ウォーズ ?ニューヨークの恋に勝つルール?
How to Lose Friends & Alienate Peopleソフィー・メイズ日本劇場未公開中司ゆう花
2009トランスフォーマー/リベンジ
Transformers: Revenge of the Fallenミカエラ・ベインズ東條加那子
ジェニファーズ・ボディ
Jennifer's Bodyジェニファー山田みほ
2010ジョナ・ヘックス
Jonah Hexレイラ北西純子
パッション・プレイ


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:55 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef