ミレトス学派の自然哲学者たちは、万物の根源としての「アルケー」(希: ?ρχ?, arkh?)を様々に考察した。
たとえば、タレスは万物の根源は「水」だと考えた。しかし、それでは「火」など説明のつかないものがあったので、アナクシマンドロスは万物の根源は、観察不可能で限定できないものだと言い、それを「アペイロン」(希: ?πε?ρον, apeiron)と名付けた。
それを受けて、アナクシメネスは、万物の根源は、濃縮にも希薄にもなれる要素「空気」だと定義した。空気は蒸発や結露によって、火、雲、水、土のような他の要素に変化しうるというのである。
脚注^ イオニア学派とは
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