ミニラ
ゴジラシリーズのキャラクター
初登場『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』
作者西川伸司(『FINAL WARS』デザイン)
演
小人のマーチャン(昭和シリーズ)
神尾直子(『FINAL WARS』)
声内山みどり(『オール怪獣大進撃』)
詳細情報
家族ゴジラ
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ミニラ (Minya[注釈 1]) とは、東宝の特撮映画「ゴジラシリーズ」に登場する架空の怪獣で、ゴジラの息子[2]。別名は「ゴジラの息子[注釈 2]」「ちびっ子怪獣[2]」「わんぱくプリンス[出典 1]」など。 映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』にて初登場した。公開当時のパンフレットによると、ゴジラの息子を作る案は製作の3年前からあった[7]。名称は一般公募によって集められた中から選ばれていて[出典 2][注釈 3]、公開1か月前には東宝の撮影所で子供たちを集め、羽織を着けたミニラがゴジラと並んで命名式を行っている[出典 3]。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}脚本では子ジラと書かれていた[要出典]。 体型や顔は人間的で、全体的なイメージはゴジラと大きく異なるが、共通の要素をいくつか備えている[15]。全身が白っぽく、皮膚は滑らか[15]。人間の太い三角眉毛を思わせる張り出しと大きな目玉が特徴で、ペシャンコにしたゴジラの顔のような、人間的な愛嬌のある顔をしている[出典 4]。上に3本、下に2本、前歯のみが生えている[15]。ゴジラのようなヒダが背中にあり、背びれは非常に小さく[15]、配列が不規則である。口から放射能火炎[17](放射火炎[2][18]、白熱光[19]、放射熱線[15])を吐くが、ゴジラのような帯状のものを継続して放射するのではなく、リング状のふわっとしたもの(放射能リング[出典 5])を1回ずつ単発で放射する[注釈 4]。しかし、『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』で尾を踏まれた際にはそのショックでゴジラと同様の放射能火炎を放射しており[8][23]、その後は同作にて通常の放射能火炎を使えていた。なお、宣伝用のスチル写真などでは口からリング状火炎を連続発射しているものもある[24]。 ゴジラを呼ぶ時には、「パパ」と聞き取れる鳴き声を発する[17][7]。 ミニラの顔は、当時『週刊少年サンデー』(小学館)で人気のあった漫画『おそ松くん』のキャラクター「チビ太」をモデルにしており[出典 6]、上に飛び出した瞼などにイメージが生かされている[注釈 5]。 子供をターゲットにしたキャラクターであり、ゴジラシリーズが対象年齢を下げたことを象徴している[出典 7]。『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』や『ゴジラ FINAL WARS』では少年との交流が描かれる[28]。 『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』ではライブフィルムで登場[29]。 特撮テレビ番組『行け! グリーンマン』[30]、パチンコ『CRゴジラ3』にも登場している。 諸元ミニラ
概要
登場作品
『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』(1967年)
『怪獣総進撃』(1968年)
『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』(1969年)
『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)
ゴジラシリーズ(昭和)のミニラ
MINILLA[出典 8]
MINYA[出典 9]
別名
ちびっ子怪獣[出典 10](ちびっこ怪獣[35])