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ポター家
ビアトリクス・ポター - レネー・ゼルウィガー(山崎美貴)
少女時代 - ルーシー・ボイントン
ヘレン・ポター - バーバラ・フリン
ウォーン家
ノーマン・ウォーン(英語版) - ユアン・マクレガー(大滝寛)
ハロルド・ウォーン - アントン・レッサー:長男
フルーイング・ウォーン - デヴィッド・バンバー(英語版):次男
ミセス・ウォーン - フィリーダ・ロウ(英語版):母親
ミリー・ウォーン - エミリー・ワトソン(加藤悦子):姉
その他 撮影はセシル・コート、コヴェント・ガーデン、マン島、湖水地方で行なわれた。この作品は2006年12月29日にイギリスで公開された。2007年アカデミー賞に参加するためである。映画はもともと2007年1月12日に一般公開される予定だった。しかしVariety.comによるとワインスタイン・カンパニーはもっと遅い公開日にすると決めていて、それはアカデミー賞の2007年2月25日よりも後であった[3]。この戦略で、既に映画の公開ラッシュのシーズンが始まっている中、ひときわ異彩を放つ機会を得ると思われた。日付は何度も変更されたようだが、ワインスタイン社のホームページでは公開日を最終的に3月9日と記載されている。 映画は概ねプラスの評価を得ており[4]、ゼルウィガーは6度目のゴールデングローブ賞にノミネートされた。 試写会での評は全体的に肯定的であった。しかし映画中での史実の間違いについての議論も起こった。また、キャストについて反対意見もあった。それは、イギリス文学における重要な人物ビアトリクス・ポターを、アメリカ人であるゼルウィガーが演じたためであるが、この議論は以前にイギリス映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の主演にゼルウィガーが抜擢された時の騒動を連想させる。 映画には、ポターの人生について史実との違いがいくつかある。以下にそれを挙げる。
ウィリアム・ヒーリス - ロイド・オーウェン(英語版)(中村浩太郎):弁護士。ビアトリクスの幼なじみ
少年時代 - ジャスティン・マクドナルド(英語版)
フィオナ - パトリシア・ケリガン
ヒルダ - ジュディス・バーカー(英語版)
ソーンダース - クリストファー・ミドルトン
スタッフ
監督:クリス・ヌーナン
脚本:リチャード・モルトビー・Jr
撮影:アンドリュー・ダン
美術:マーティン・チャイルズ
衣装:アンソニー・パウエル
編集:ロビン・セールス
プロデューサー:マイク・メダヴォイ、デヴィッド・カーシュナー、コーリー・シニーガ、アーノルド・メッサー、デヴィッド・スウェイツ
エグゼクティブ・プロデューサー:レニー・ゼルウィガー、ナイジェル・ウール、ルイ・フィリップ、スティーヴ・クリスチャン
ヘアメイク:リサ・ウェストコット
時代考証:ジェニー・ユグロウ
音楽:ピーター・リンゼイ
特殊効果:ヴィクトリア・ウィリアム
視覚効果:クレア・ノーマン、サイモン・スタントレイ=クランプ
主題歌:ケイティ・メルア
制作
評価
史実との違い
ウォーン兄弟は最終的にピーターラビットを出版することを決めるが、これはポターがいくつかの私家版を自分で印刷して売った後である。またお話はもともとノエルという名前の病気だった少年のために書かれたものだった。ノエルはポター家の家庭教師の子供であった。
『2ひきのわるいねずみのおはなし』("The Tale of the Two Bad Mice")はノーマン・ウォーンが姪の一人に作ってあげたおもちゃの家から思いついた。
『あひるのジマイマ』(Jemima Puddleduck)はヒルトップ牧場にいた実在のアヒルで自分の卵をずっと隠していた。また、この話が書かれたのはウォーンの死後である。
ウォーンは白血病(Lymphoid leukemia)