ミスター・タンブリン・マン
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ジャンルフォークロック
時間2分18秒
レーベルコロムビア・レコード
作詞・作曲ボブ・ディラン
プロデューステリー・メルチャー
チャート最高順位


第1位(Billboard Hot 100

第1位(全英シングルチャート

ザ・バーズ シングル 年表

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ミスター・タンブリン・マン b/w I Knew I'd Want You

(1965年 (1965))


All I Really Want to Do b/w すっきりしたぜ

(1965年 (1965))


ミュージックビデオ
「Mr. Tambourine Man」 - YouTube


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解説

ザ・バーズ[3]の歌った「ミスター・タンブリン・マン」は、ディランのアルバムから数週間後には録音されており、1965年4月12日にシングルとしてリリースされ[2]、デビュー・アルバム『ミスター・タンブリン・マン』(1965年6月)のタイトル曲となった。

ファースト・シングルとしてリリース。ビルボード・ホット100とキャッシュ・ボックスの両方のチャートで1位を記録している[4]。また全英シングルチャートでも1位を記録した。

ディランの歌詞は4番まであるが、バーズはそのうちの2番の歌詞のみ。またテンポがスローになり、ロジャー・マッギン12弦ギターによるイントロとコーラス・ワークの独自なロック・アレンジが加えられて、歌詞の持つ幻想的なイメージを効果的に表現している。このカバーはディランの曲として初めて、米国・英国のチャートでトップをとり、アニマルズの「朝日のあたる家」に続くフォーク・ロックの大ヒットとなって、このジャンルの確立に貢献した。バーズはその後もディランの曲を独自のサウンドでアレンジしたカバー曲を多数発表している。イギリスの新聞「デイリー・テレグラフ」の音楽評論家が2004年に選出した「ベスト・カヴァー・ソングTOP50」では7位となった。ロックの殿堂の「ロックン・ロールの歴史500曲(500 Songs that Shaped Rock and Roll)」の1曲にも選出されている。

レコーディングは65年1月20日コロムビア・スタジオで行われた。プロデュースを担当したテリー・メルチャーの判断によりセッションにメンバーからは12弦ギターのジム(ロジャー)・マッギンのみが呼ばれ他のパートはフィル・スペクターやビーチ・ボーイズのレコーディングで活躍していたL.A.のスタジオ・ミュージシャンたち(後に「レッキング・クルー」と呼ばれた)が参加してレコーディングされている。参加メンバーはグレン・キャンベル(ギター)、ジェリー・コール(リズム・ギター)、ラリー・ネクテル(ベース)、リオン・ラッセル(ピアノ)、ハル・ブレイン(ドラム)。この日録音されたベーシック・トラックに後日メンバーによりヴォーカルとコーラスがオーヴァー・ダビングされて完成した。
カバー

ジュディ・コリンズフォー・シーズンズジーン・クラーク、チャド&ジェレミーらによってカヴァーされている。

スティービー・ワンダーが1966年にアルバム「太陽のあたる場所」(Down to earth)でカヴァしている。

ジョニ・ミッチェルジェームズ・テイラーは、1970年10月16日にバンクーバーで行ったチャリティ・コンサートでカバーした(ライブ・アルバム『アムチトカ』に収録)。

ジョン・コリリアーノがクラシックに再構築した「ボブ・ディランの7つの詩によるMr.タンブリンマン」(Mr. Tambourine Man: Seven Poems Of Bob Dylan)をジョアン・ファレッタ指揮、バッファロー・フィルハーモニック管弦楽団の初演で発表し、2009年のグラミー賞で「ベスト・クラシカル・ヴォーカル・パフォーマンス」および「ベスト・クラシカル・コンテンポラリー・コンポジション」に選ばれている。
脚注^ Rogan, Johnny (1998), The Byrds: Timeless Flight Revisited (2nd ed.), Rogan House, pp. 81?83, .mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 095295401X 
^ a b45cat - The Byrds - Mr. Tambourine Man / I Knew I'd Want You - Columbia - USA - 4-43271
^ 「ターン、ターン、ターン」もヒットしている。後にカントリーロック・アルバムも発表した
^Cash Box Top 100 Singles, , 1965

外部リンク

歌詞

先代
フォー・トップス
「アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ」Billboard Hot 100 ナンバーワン・シングル
1965年6月26日(1週)次代
フォー・トップス
「アイ・キャント・ヘルプ・マイセルフ」
先代
ホリーズ
「アイム・アライヴ」全英シングルチャート ナンバーワン・シングル
1965年7月22日 - 7月29日(2週)次代
ビートルズ
ヘルプ!

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その他

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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