ミシサガという名称はカナダの先住民族の言語アニシナーベ語で「大きな河口(Misi-zaagiing)」、「大きな河口にいる者(Misi-zaagiing)」が由来となっている。 オンタリオ湖に面しておりその長さ13km。西はオークビルとミルトン。北はブランプトン、東はトロント、そして南はオンタリオ湖に面している。また、ハルトンヒルズが北西に位置する。 市内を流れる主な川はクレジット川 年度人口(人)増加率(%) 人口増加率は1996-2001年の期間で12.6%、2001-2006年で9%となっており、この10年間で人口10万人以上増えている。2001年の人口規模7位から2006年までの間にウィニペグを抜いて国内第6位となった。2011年以降は人口増加率は鈍化している。 人種・民族構成(ミシサガ) 2016年 2016年国勢調査による人種別構成は右記の通りで、有色人種が半数超を占める等多民族・多文化都市となっている。特にインドやパキスタン系移民が2割を占めている。また、人口の半数は英語以外の言語を日常的に用いており、ウルドゥー語やパンジャーブ語等の南アジアの言語も多く使われている。ミシサガ市民センターアブソリュートワールドのツインビル 市内には7つの主要幹線道路(ハイウェイ)が走っており、各都市へのアクセスは利便性に富んでいる。トロントとの間はGOトランジットが運行する鉄道とバス、バスでトロント地下鉄のキップリング駅 将来的には2024年完成を目指すライトレール路線のヒューロンタリオLRTや、2021年に完成するトロント地下鉄エグリントン線の第二期区間がミシサガ市内までの延伸が計画されており、トロント・ピアソン国際空港までも結ぶ計画となっている等、トロントとの交通網整備が進められている。
歴史
沿革
1700年頃まで:バーリントン湾からエトビコ・クリークまでのオンタリオ湖岸の地域にミシサガ族とイロコワ族が居住していたが、ミシサガ族がイロコワ族を排除し「ミシサガ・トラクト(ミシサガ園地)」を形成。
1805年:ヨーク(現トロント)からの政府の役人が「ミシサガ・トラクト」の約34ヘクタールの土地を1,000ポンド(2,000ドル)で購入。翌年からヨーロッパ系の入植開始。現在のミシサガ市の地域に小さなコミュニティーがたくさん出来た。
1873年:この地域で自治体として運営されていない村を管轄するトロント・タウンシップ協議会(Toronto Township Council)設立。
1968年:トロント・タウンシップに所属する村のうちポート・クレジット(Port Credit)とストリーツビル(Streetsville)を除く地区が統合しミシサガ町(Town of Mississauga)となる。
1974年:ポート・クレジットとストリーツビルを併合し、ミシサガ市(City of Mississauga)として市制施行。同年、オンタリオ州最大の店舗数をもつショッピングモール、スクエア・ワンがオープン。
1978年:前市長、ヘーゼル・マキャリオン(Hazel McCallion)がミシサガ市長に就任。以後2014年11月まで35年以上にわたり市長の職にあった。
2014年:ボニー・クロンビー(英語版)(Bonnie Crombie)が新市長に就任、2018年10月再選。
地理
地形
河川
主な川
人口
2016年721,5991.1
2011年713,4436.7
2006年668,5499.1
2001年612,92512.6
1996年544,38217.5
1991年463,38823.9
1986年374,005-
増加率は過去5年間の人口増加率を意味する。
人種
白人 42.3%
南アジア系 23.2%
中国系 7.6%
黒人 6.6%
フィリピン系 5.1%
アラブ系 5.1%
交通MiWayの市内バスGOトランジットのバスミシサガ・トランジットウェイミシサガ・シティーセンターターミナル