ミシガン州
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Presidential elections results[36]共和党民主党
2020年47.84% 2,649,85250.62% 2,804,040
2016年47.50% 2,279,54347.27% 2,268,839
2012年44.71% 2,115,25654.21% 2,564,569
2008年40.89% 2,048,63957.33% 2,872,579
2004年47.81% 2,313,74651.23% 2,479,183
2000年46.14% 1,953,13951.28% 2,170,418
1996年38.48% 1,481,21251.69% 1,989,653
1992年36.38% 1,554,94043.77% 1,871,182
1988年53.57% 1,965,48645.67% 1,675,783
1984年59.23% 2,251,57140.24% 1,529,638
1980年48.99% 1,915,22542.50% 1,661,532
1976年51.83% 1,893,74246.44% 1,696,714
1972年56.20% 1,961,72141.81% 1,459,435
1968年41.46% 1,370,66548.18% 1,593,082
1964年33.10% 1,060,15266.70% 2,136,615
1960年48.84% 1,620,42850.85% 1,687,269

しかし、過去5回の大統領選挙では民主党を支持してきた。2008年の場合、バラク・オバマが57%の支持を得てジョン・マケインを破り、ミシガン州の17人の選挙人を獲得した。アメリカ合衆国上院議員の選挙でも、過去3回の全て、過去10回の内9回、過去18回の内15回で民主党を支持し、国内経済問題に取り組む姿勢を訴えてきた。共和党は州西部、北部、および田園部で強く、特にグランドラピッズ地域で強い。またデトロイト郊外、すなわちグロスポイント、ブルームフィールド郡区、ノースビル郡区、ノビのような裕福な郊外部、さらにはロチェスターヒルのように上中流階級が多いところでも共和党が強い。民主党はデトロイト、アナーバー、フリント、ランシングのような都市部で強く、またリンカーンパークやイーストポイントなど労働者階級の多いデトロイト郊外部、サウスフィールド、オークパーク、リバールージュなどアフリカ系アメリカ人多数の郊外部、ユダヤ人とアフリカ系アメリカ人が多いウェストブルームフィールド郡区とファーミントンヒルズのような郊外部でも強い。さらにロイヤルオーク、バークレー、ファーンデール、ハンティントンウッズなどウッドワード・コリダーの郊外部も民主党支持である。その他の郊外部で、中流階級のスターリングハイツ、中下流から中流のセントクレアショアーズおよびアレンパークは二大政党の勢力が拮抗している[37]。一方で2016年には共和党のドナルド・トランプが民主党のヒラリー・クリントンを0.23%の接戦を制して当選しており24年ぶりに共和党候補が勝利している。

州人口のほぼ半数が住むデトロイト大都市圏は選挙と政治文化に幅広く影響する要素であり続けている。デトロイト市が位置するウェイン郡は民主党の強い地盤であり、オバマの支持率は74%、マケインは25%に過ぎなかった、中道的な政治文化であるオークランド郡は、時を追って民主党の大統領候補を支持する傾向が強くなり、かつては民主党のニューディール政策を支持する砦だったマコーム郡は二大政党の激しい戦場になってきている[38]

1854年7月6日にジャクソン市で共和党最初の郡レベルの集会が開かれ[39]、その後共和党は世界恐慌の時代まで圧倒的にミシガン州を制してきた。1912年の大統領選挙では、進歩派共和党と第3政党の候補者セオドア・ルーズベルトを支持した6州の1つになった。ルーズベルトはウィリアム・タフトに指名争いで敗れて共和党の候補指名を得られていなかった。

20世紀の大半でミシガン州は大統領選挙のレベルでかなり共和党寄りの州だった。ニューイングランドからの移住者が多く、その文化を持ってきていたので、そういった州の北端として大ニューイングランドに属していた。1940年の大統領選挙ではフランクリン・ルーズベルトに対抗したウェンデル・ウィルキーを支持した数少ない州の1つであり、1948年の大統領選挙ではハリー・S・トルーマンに敗れたトマス・E・デューイを支持した。1960年代には民主党の大統領候補を支持したが、1972年には共和党のリチャード・ニクソンを支持した。

ミシガン州は第38代アメリカ合衆国大統領ジェラルド・フォードの出身地である。ネブラスカ州で生まれたが、幼児の時にグランドラピッズに移住し、そこで成長した[40][41]。グランドラピッズ市にはジェラルド・R・フォード博物館があり、出身校であるアナーバーのミシガン大学にはジェラルド・R・フォード大統領図書館がある。

ミシガン州は2004年の州憲法修正で、同性結婚を認めなかった。
州政府の管理部門詳細は「w:Administrative divisions of Michigan」を参照「w:List of Michigan county seats」、「ミシガン州の郡一覧」、および「w:List of municipalities in Michigan (by population)」も参照

州政府は州全体、郡、郡区の3段階に分権化されている。郡が州の小区分であり、郡区が郡の小区分である。郡と郡区は州法で規定されるように州政府の権限を行使し、その司法権内で特別の需要に合わせている。州内には83の郡がある。

都市、州立大学および村は多様な程度の自治権限を与えられている。自治都市は一般に法で禁じられている以外のことを実行できる。15有る州立大学は幅広い権限を持ち、州憲法で禁じられていなければ、教育機関として認められることを何でも実行できる。対照的に村は限定的な自治であり、それが位置している郡や郡区と完全に切り離されている訳ではない。

州内の郡区には2種類ある。一般法郡区と認可郡区である。認可郡区は1947年の議会で創設され、付加的な権限があり、都市による併合を防ぐために簡素化された管理を認められている。2001年4月時点で127の認可郡区があった。概して認可郡区は都市と同じような権限を持つが、同じレベルの義務は無い。例えば、認可郡区は都市と同様に独自の消防、上下水設備、警察などを持てるが、それを持つことを求められてはおらず、一方都市はそれらを備えなければならない。郡全体にわたることでは、郡保安官事務所の副保安官が地元に応じた執行権を行使するような選択肢もある。
経済参照:List of companies based in Michigan

経済分析局推計では2010年の州内総生産は3,841億ドルになっていた[42]。2012年5月時点で、失業率は8.5%だった[43][44]

ミシガン州は主として自動車産業および他の主要な製造業が誕生した場所であると知られている。主要産業・製品は自動車(ゼネラルモーターズフォード・モータークライスラー)、アムウェイ穀物ケロッグ)、およびの鉱業、家具スチールケース、Herman Miller、Haworth、La-Z-Boy)があり、情報技術、航空機、軍需機械も強い。近年は、州内自動車産業の不振により全米トップレベルの失業率が続いており、デトロイトは犯罪発生率の高い都市として不名誉な点で有名となっている。
主な企業など

ミシガン州に本拠地のある企業には以下のようなものがある。

自動車ビッグスリー

フォード・モーター (ディアボーン)

ゼネラルモーターズ (デトロイト)

クライスラーオーバーンヒルズ


アムウェイエイダ

ダウ・ケミカル (ミッドランド)

ドミノ・ピザ (アナーバー)

ボーダーズ (アナーバー)


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