『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では直接登場しないものの、ピーターと小競り合いを起こしたストレンジが彼を追って通りかかった売店に置かれていたスパイダーマンに特化した雑誌各種の中にあるピープル誌の「He's a liar!(彼は嘘つきだ!)」と書かれた表紙を飾っており、彼女がミッドタウン高校を去った後にモデルとなっていたことが示唆されている[18]。
ブラッド・デイヴィス(Brad Davis)
演 - レミー・ハイ日本語吹替 - 豊永利行登場作品 - 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』元々はピーターたちより5つ年下の後輩であった生徒。デシメーションを免れていたことでピーターのクラスメイトとして登場する。ネッド曰く「5年前には鼻血を出して泣いていたのに、今では立派な体躯を持って女生徒たちには人気がある」らしく、同時にMJに想いを寄せており、それはピーターも同様であることを熟知していて、その上でMJから彼を汚い手で引き離そうとするなど、意地が悪い若者である。科学史ツアーに参加し、MJとは飛行機内で一緒に映画を観て、ヴェネツィアで彼女の写真を撮るなどある程度距離を詰めていったような雰囲気だったが、オーストリアの村で女性エージェントの前で着替えようとしたピーターをスマートフォンで写真撮影し、MJに見せて彼を陥れようとしたり、歌劇場で一時MJの隣の席に座りピーターを挑発するなど、陰険な行為をとり続けた[注釈 66]。だがロンドンで、ピーターの不在やオーストリアでの出来事について一同に話した結果MJに見放され、同級生や教師たちからも失望と軽蔑を買うという、自身の行動が仇となった結果に終わる[注釈 67]。
ジェイソン・イオネッロ(Jason Ionello)
演 - ジョージ・レンデボーグ・Jr日本語吹替 - 浪川大輔ピーターが通うミッドタウン高校のニュースチャンネルのパーソナリティ。
描写
『スパイダーマン ホームカミング』
共演するベティに気があるのか、ホームカミング・パーティーに誘うが、彼女は既にパートナーを見つけていたため、落ち込んでしまう。
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
本作では彼もデシメーションで消滅していた模様であり、自分の弟が消滅を免れて今や自分より年上になったことへの不満と汚い言葉づかいを口にしてベティにしかられる。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
エイブラハム・ブラウン(Abraham Brown)
演 - エイブラハム・アタ日本語吹替 - 梶裕貴登場作品 - 『スパイダーマン:ホームカミング』学力コンテスト・チームの一員。黒人の学生。
シンディ・ムーン(Cindy Moon)
演 - ティファニー・エスペンセン日本語吹替 - 伊波杏樹登場作品 - 『スパイダーマン:ホームカミング』学力コンテスト・チームの一員。アジア系の学生。
ザック・クーパー(Zach Cooper)
演 - ザック・バラック登場作品 - 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』科学史ツアーに参加した生徒の一人。トランスジェンダーで[19]、いつも黒い服を着ている尖った人物[20]。ヴェネツィアではブラッドと共にダ・ヴィンチ博物館に赴くも、「11月まで休館」であったことをハリントンに告げる。
ロジャー・ハリントン(Roger Harrington)
演 - マーティン・スター日本語吹替 - 長野伸二カルバー大学出身で、ミッドタウン高校の学力コンテスト・チームの顧問である教師。教え子思いだが、無駄話はすぐに切り上げる主義で、離婚歴もあり、元妻のタビサには別れの際に、嫌々セラピーに参加させられ迷惑したらしく、未練もあるような発言もするなど[21]、三枚目的な一面を持つ。『インクレディブル・ハルク』に登場した学生(エンドロールでの役名は“computer nerd”と記載されている)と同一人物である設定は、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の公開に合わせて発表された[22]。