マーベル・シネマティック・ユニバースのキャスト一覧
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また、本作ではスパイダーマンに心酔して「彼の大ファン」と豪語するほか[注釈 62]、インターネットに生配信するための動画を頻繁にアップロードしたり、その撮影で「皆で乗るバスを俺がアップグレードした」と与太話を飛ばしたり、タワーブリッジをロンドン橋と間違えたり[注釈 63]、そこに駆け付けたハッピーが「自分の生配信を見て助けに来たスパイダーマンの関係者」だと知って興奮するなど、粗忽な一面も強調されている。ロンドンでは命を狙われているかも知れないからとその場を離れたMJたちを、のこのこ追いかけたことでドローン群の追跡に巻き込まれてしまうが、難を逃れた。ニューヨークの帰国時には、迎えに母親がおらず、自分の執事の“ジェラルド”しか来てないことに落ち込む[注釈 64]
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
本作では、物語冒頭においてTikTokの情報で憧れのスパイダーマンの正体がピーターと発覚して驚き、彼をあからさまに貶めることは無くなるが、出番は物語の前半のみに止まる。学校の最終学年の初日に金髪にして登校し、野次馬に向かって「ピーター/スパイダーマンの親友」と大ぼらをふき、出版した『フラッシュポイント』という自伝本までアピールした。MIT受験に自身は合格したことを不合格となったピーターたち3人にそうとは知らずに浮かれながら伝えてしまった時には詫びる姿も見せたが、後にピーターにスイングによる定期的な通学サポートと「親友」と呼んでもらうことを条件にMIT副学長補佐官の居場所を知らせる。
ベティ・ブラント(Betty Brant)
演 -
アンガーリー・ライス日本語吹替 - 水瀬いのりピーターが通うミッドタウン高校のニュースチャンネルのパーソナリティーで、学力コンテスト・チームの一員。物柔らかそうなルックスに反して友達に「ソーと寝て、アイアンマンと結婚し、ハルクを殺す」と話す気丈で大胆な性格であり、学校生活に加えて文学やジャーナリズムに深い興味を持っている。
描写

『スパイダーマン ホームカミング』
スパイダーマンの特集放送を流す。リズとは親友同士で、物語のラストシーンでも彼女の引っ越しと転校を惜しみながら別れた。
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』
本作ではジェイソンに素っ気ない態度をとるほか、科学史ツアーにおいては、行きの飛行機の席で隣同士になったネッドに対しても同様に接するが、ひょんなことから彼と両想いになる。同時に前作よりも出番が増え、危機に瀕する場面も少なくないほか、サングラスをかけたピーターを褒めたり、舞い込んだオペラの上映時間が長いことに驚く顔も見せた。また、本作冒頭の彼女の解説から、デシメーションで消滅した者は復活するまでの記憶がなく、身体も成長していないこと、消滅していない者との間には年齢や記憶、身体の成長に5年の差があることが明言されており、そのため自身は勿論、MJやネッドたちピーターの友人の多くも5年前と同等の姿のままである。ネッドに対して当初は煙たがっていたものの、大好きなゲームの話題で瞬く間に仲良くなり、ヨーロッパ各所で甲斐甲斐しくネッドの世話を焼いたり、彼と観光名所を歩くなど2人でツアーを楽しむが、前述のとおりプラハではネッドと歌劇場を抜け出して広場の観覧車に乗ったことで火のエレメンタルの襲撃を受け、ロンドンではドローン群を操るベックによってネッドやMJと共に命を狙われてしまった。しかし後者では追ってきたドローンを、展示物の鎧を倒して注意を引きつけ、MJに叩き壊させる連携も見せた[注釈 65]。無事にニューヨークに帰国すると、空港を2人で仲睦まじそうに歩いていたにもかかわらず、ネッドと揃って別れたことをピーターに明るく伝える。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
本作での登場は、序盤のミッドタウン高校の最終学年の初日を描写したワンシーンに留まり、物語の本筋への関与や、ピーターたちとの交流は無かったものの、ピーター=スパイダーマンである事実で騒がしく変容してしまったミッドタウン高校において、ピーターを応援する立場でレポートする。
リズ・トゥームス(Liz Toomes)
演 -
ローラ・ハリアー日本語吹替 - 美山加恋登場作品 - 『スパイダーマン:ホームカミング』ピーターが恋い焦がれるミッドタウン高校の女生徒のマドンナ的存在。成績優秀な学力コンテスト・チームのリーダー格で、他人への気遣いも出来る優しい性格。トニーのファンであると同時に、近頃話題のスパイダーマンにも憧れているものの、その正体がチームメイトでもあるピーターということは知らず、そのことは彼を動揺させる。スパイダーマンへの憧れと共に、ピーターのことも徐々に意識し始め、ことあるごとに不在になる彼に憤りを感じながらも、ホームカミング・パーティーの彼からの誘いに応じ、自宅に招待した。エイドリアン・トゥームスの実の娘であり、父の悪業は知らなかったため、ラストではスパイダーマンに敗れた父が逮捕されたことから転校のためオレゴン州に引っ越すことになってしまう。それに伴い、ピーターの彼女への恋も終わりを迎える。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では直接登場しないものの、ピーターと小競り合いを起こしたストレンジが彼を追って通りかかった売店に置かれていたスパイダーマンに特化した雑誌各種の中にあるピープル誌の「He's a liar!(彼は嘘つきだ!)」と書かれた表紙を飾っており、彼女がミッドタウン高校を去った後にモデルとなっていたことが示唆されている[18]
ブラッド・デイヴィス(Brad Davis)
演 - レミー・ハイ
日本語吹替 - 豊永利行登場作品 - 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』元々はピーターたちより5つ年下の後輩であった生徒。デシメーションを免れていたことでピーターのクラスメイトとして登場する。ネッド曰く「5年前には鼻血を出して泣いていたのに、今では立派な体躯を持って女生徒たちには人気がある」らしく、同時にMJに想いを寄せており、それはピーターも同様であることを熟知していて、その上でMJから彼を汚い手で引き離そうとするなど、意地が悪い若者である。科学史ツアーに参加し、MJとは飛行機内で一緒に映画を観て、ヴェネツィアで彼女の写真を撮るなどある程度距離を詰めていったような雰囲気だったが、オーストリアの村で女性エージェントの前で着替えようとしたピーターをスマートフォンで写真撮影し、MJに見せて彼を陥れようとしたり、歌劇場で一時MJの隣の席に座りピーターを挑発するなど、陰険な行為をとり続けた[注釈 66]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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