マーベル・シネマティック・ユニバースのキャスト一覧
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幼少期は両親や兄と幸せな日々を過ごしていたが、リーを失って以降、彼女を思い出すという理由でウェンウーから武術の習得を禁じられて見向きもされなくなっため、物陰から密かに見様見真似の独学で自身を鍛えた[注釈 78]。シャン・チーが「3日で戻る」と言い残した後に失踪すると、兄や父への失望から16歳の頃に家出してマカオに辿り着き、孤独だったものの、現地のストリートで裏社会について学んだ。そして現代では、ナイトクラブ“ゴールデン・ダガーズ・クラブ”のオーナーを務める。徒手空拳をはじめとする荒々しい武術の腕前とアクロバット能力は非常に高く、特に縄?の扱いに長けている。中国語に加えて英語も話せるほど語学にも堪能であり、ほぼ独学のみで武術のみならず、真っ当な規模を持つクラブを経営できるくらいの商才も有するなど、総合的能力は両親や兄に勝るとも劣らない。再会したシャン・チーに約束を破って置き去りにした怒りをある程度ぶつけて以降は態度を軟化させていくほど恨みを長く根に持たず、ケイティにも何処か友好的に接するなどクールでさっぱりした心の持ち主だが、その一方で「父が私を帝国に加えてくれないなら自分で築く」の気構えと強い自立心で現在の地位を確立したことや、亡くなったリーを恋い慕う様子も多く見せるなど、父親似と言える一面もある。現代においてクラブに来店したシャン・チーと舞台の上で再会すると、彼の弁解を聞き入れずに一方的に攻め立て、ノックアウトした。その後、兄からペンダントを狙われていると知らされると、テン・リングスの襲撃により一度は見捨てて窮地に追いやるが、転落しかけたケイティを救ったことを機に共闘。デス・ディーラーにペンダントを奪われてしまい、父とも再会すると、兄やケイティと本部に連行された。ウェンウーからリーをター・ローから救出しようという提案を聞かされると、シャン・チーと共に母は亡くなったと反対して監禁されるも、スラッタリーたちと出会って脱出し、母の故郷の危機を知らせるためター・ローに到着。伯母のイン・ナンから、ター・ローでは老若男女問わず武術の訓練に励んでいる光景を見せられ、最大限の力を発揮するために自身も改めて縄?の訓練に打ち込んだ。ウェンウーらがター・ローに現れると、兄や伯母たちと揃って立ちはだかり、テン・リングスとの大乱闘に臨んだ。魔物の群れが解放されると、レーザー・フィストらに共闘を決意させ、決戦に突入。そしてグレート・プロテクターに跨りながらドウェラー・イン・ダークネスにも挑み、一時は危機に瀕したもののシャン・チーに救われ、自ら捕縛したドウェラー・イン・ダークネスの撃破を見届けた。その事後は村の灯籠流しに参加し、兄が父へ別れを告げると共に自分は母を偲んだ。後日は、シャン・チーたちにテン・リングスを解体すると告げたが、実際には新たな長として、組織を自分の好みに再編する。
イン・リー(Ying Li)
演 -
ファラ・チャン日本語吹替 - 木下紗華シャン・チーとシャーリンの母親。かつてはター・ローに続く入口の守護者だったが、村に忍び込もうとしたウェンウーと出会い、力をぶつけ合うことで惹かれ合った。彼と共にター・ローでの暮らしを望んだが、村人から欲深いウェンウーを拒絶されたために、自分が村を去ることで結婚した。太極拳と自然を操る力により、リングの能力を有していたウェンウーを返り討ちにしたほどの戦士であったが、ター・ローを去る際に自然を操る力を龍の元に置いていっていた。また、手芸も得意としていた。自身への理想を深めることでさらなる高みに到達できるという思想を持つ穏やかな女性で[24]山奥の屋敷で暮らしながら2人の子どもを授かり、家族に対して深い思いやりと愛情を注ぐ幸せな日々を過ごしていたが、ウェンウーに恨みを持つ“アイアン・ギャング”の襲撃を受け、子どもたちを守るために単身で立ち向かい、多くの敵と差し違えて命を落としてしまった。その最期は遺された家族に深い影を落としている。
シュー・ウェンウー(Xu Wenwu)
演 - トニー・レオン(梁朝偉)日本語吹替 - 山路和弘シャン・チーとシャーリンの父であり犯罪組織“テン・リングス”の長。組織名の由来となった伝説の武器“テン・リングス”を所有し、1000年の時を生き存えながら世界の覇者にならんと暗躍してきた。
イン・ナン(Ying Nan)
演 -
ミシェル・ヨー日本語吹替 - 塩田朋子リーの姉で、シャン・チーとシャーリンの伯母。ター・ローの守護者にして、村の中心格的存在。妹同様に太極拳をはじめとする武術やグレート・プロテクターの加護による自然を操る力を行使する屈指の戦士であり、冷静沈着さと慈悲深さ、魔物の群れの侵略の阻止に対する高い使命感も有している。初対面ながら甥と姪のことも知っており、妹の子たちであるシャン・チーとシャーリンを優しく出迎え、2人と共にやって来たケイティたちも歓迎した。ウェンウーがター・ローに侵攻しようとしていると聞かされると、シャン・チーたちに魔物の伝説とター・ローの使命を語り、「もう隠れなくていい」と説いて現地の武具を授け、太極拳の推手や自然を操る力で武術の手ほどきを行うなど、甥と姪へ導いていった。ウェンウーらテン・リングスがター・ローに乗り込んでくると、戦士たちと総出で立ちはだかり、挑んできたデス・ディーラーを一蹴し、解放されたソウルイーターに襲われたレーザー・フィストを救う活躍を披露し、魔物の群れとの乱戦でも命を落とすことなく、シャン・チーたちの勝利を見届けた。戦いが終わった夜に、今回の戦いで命を落とした者たちを偲ぶ灯籠流しを、自ら中心となって行う。
スー(Soo)
演 - ステファニー・スーシャン・チーとケイティの高校時代からの友人である女性弁護士。学生時代には、シャン・チーたちと遊び呆けていたと言及されている。シャン・チーとケイティへ「能力を活かせていない」と指摘しつつ、恐れずに自分たちの才能を活かせる仕事につくよう進言した。2週間後には、シャン・チーたちの体験談をけなすも、そこに現れたウォンに驚き、
カクテルを飲まれる。
ジョン(John)
演 - クナル・ダデッカースーのパートナーである男性。シャン・チーたちからスーの高校時代の話を聞いて楽しむが、2週間後には、シャン・チーたちの体験談やウォンの出現に絶句する。
ミセス・チェン(Mrs. Chen)
演 - ジョディ・ロン
ケイティの母親。ケイティ曰く、アジア系アメリカ人
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