こうした提携を受け、1978年から1981年にかけて、『スパイダーマン』の実写化(スパイダーマン)やスーパー戦隊シリーズなどの作品に携わった[15]。スタン・リーは東映の『スパイダーマン』を絶賛している[15]。1980年には、マーベルの怪奇コミックス「The Tomb of Dracula」を原作として東映動画が制作したテレビアニメ特番『闇の帝王 吸血鬼ドラキュラ』が放送されている。一方、米国においてはマーベル・コミックスが『惑星ロボ ダンガードA』、『超電磁ロボ コン・バトラーV』などの主役ロボットが宇宙で活躍するコミックス『ショーグン・ウォリアーズ(Shogun Warriors)』を刊行している。
当時のほとんどの作品には「c(テレビ局名)・MCG・東映」と著作権表記されていたが、現在では版権切れに伴って表記が消えている。
この提携契約終了後はほとんど縁がなかったマーベルと東映だが、2014年から放送開始となるマーベルの日本ローカライズアニメ作品『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』は東映アニメーションが制作することになった[注 4]。 『マーベル75年の軌跡 コミックからカルチャーへ!』(原題:MARVEL75YEARS FROM PULP TO POP!)は、アメリカ合衆国のドキュメンタリー作品[22]。マーベル誕生75周年を記念して制作された[22]。映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』にシャロン・カーター / ケイト / エージェント13役で出演したエミリー・ヴァンキャンプによるホストのもと、マーベル関係者へのインタビューを通じて歴史をたどっていく[22]。 日本では映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の日本公開を記念し、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン公開記念 マーベル75年の軌跡 コミックからカルチャーへ!』のタイトルでDlifeにて2015年7月5日 22:00 - 23:00(JST)に放送された[22]。
MCG提携による東映作品
スパイダーマン(1978年、東京12チャンネル)
バトルフィーバーJ(1979年、テレビ朝日系)
電子戦隊デンジマン(1980年、テレビ朝日系)
闇の帝王 吸血鬼ドラキュラ(1980年8月19日、テレビ朝日系)
太陽戦隊サンバルカン(1981年、テレビ朝日系)
MARVEL提携による東映アニメーション作品
ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ(2014年、テレビ東京系)
マーベル75年の軌跡 コミックからカルチャーへ!